自分をダメ出しするのが癖の
クライアントには反省をしないことを
リクエストすることがあります。
そうすると、皆さんビックリされるんですね。
本当に反省しなくてもいいんですか?
反省するから成長するんじゃないですか?
私たちは小さい頃から反省させられる
ことが多いので、そんなふうに思うのですが
大事なのはどこに焦点を当てるかです。
過去に起こった事柄に
焦点を当てても人には当てないことです。
仕事でミスした。
なんで私はちっとも学習しないんだろうとか
能力がない人間なんだろうと人に
焦点をあてないことが大切です。
どこをどんなふうに改善したらいいのか
事柄に当てて学んでいくのです。
私のコーチングを受けられる方は
医療職の方も多いのですが
命を預かる仕事なので、学生時代から
厳しいことを言われます。
そんな方たちが人を育てる立場になると
自分たちが受けた教育法は
とりたくないと言います。
それは指導の落としどころが最終的には
人格否定になってしまっていたからです。
それをされるとどうなるかというと
結局、自己否定することになるので
伸びたくても成長できないんですね。
自己否定から脱するという
プロセスが必要になりますから
成長に時間がかかります。
自分が体験してわかってるからこそ
遠回りせずに人を育てたいのです。
目標達成で大切なことは
自分を信じることです。
夢を描いた自分がそれを達成できると
思えない限り、夢は実現できません!
失敗して、人を責める行為は
後ろ向きの行為です。
その人をできない人認定するからです。
ですが、事柄に意識を向けて
これからできる対策を考えることは
失敗から学びを得る前向きな行為です。
そうすると、失敗しても何とか
できるって思えるんですね。
実際、何にもしなかったら
現状は変わりませんが、対策を
練って行動すれば現状は変わります。
方法っていくらでもあります。
だから、何とかなる!