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No.202 ティームティーチングが機能するコツ③

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No.202 ティームティーチ...
ティーム・ティーチング(TT)についての第3回目
今回は「T1が意識したいこと」についてです。
 
①T2にしてもらいたいことを予め伝えておく
授業が始まった4~5月は、(教科)担任も児童・生徒もお互い手探り状態。しかし、担任はご自身のある程度の進め方がある。その進め方に沿った形式でT2は担任のフォローに入ることが多い。余計なことをしてしまうとT1の方針とずれてしまうこともあるので、T2は控えめになりがち。
 
なので、「○つけを一緒にお願いしてもいいですか?」などの一言があるだけで、T2は動きやすいし、個別指導にも入りやすい。
 
②本時の学習を知らせておく
初任者がT2に入ることは少なく、ある程度経験をしている方がT2に入るので、おおよそ各学年の学習内容は掌握できている。
 
毎時間入るのであれば必要ないが、週1回ならば、授業で学習する内容の名称(算数ならば、帯分数を仮分数に直すかけ算)程度でよいので、事前に伝えてもらえると指導に入りやすい。
 
③T2を活かせる授業
せっかくT2の先生がいらっしゃるにも時間にも関わらず、「テストをします」では時間がもったいない。個別指導に当たれる先生が2人いるのであれば、テストを後回し(1人でも十分対応可能)にしてでも、2人いるメリットを最大限活かせる授業計画をしたいところ。
テスト前の自由進路学習(練習問題やドリル、ワーク、プリント)にしたり、先の単元に入ったりなどにするとよい。
 
④授業で使用するプリント・ワークシートを渡す
T2の先生にも渡してもらいたい。授業に参加している一人の「人」としての心配りだと私は考えている。T2の先生の中には「大丈夫」という方もいらっしゃると思うので、そこはコミュニケーションを密に取りたいところ。
 
⑤授業変更が生じた場合は、事前に知らせる(これは絶対!)
「教室に行ったら、子どもも先生もいなかった」これは最悪!
当日の朝に分かっていたら、事前に知らせることは社会人としてのマナー。
何も伝えないのは、ドタキャンと同じ。
 
T2の先生も「急遽だから仕方ないよね~」と理解はしている。
授業に間に合わなくても事後に伝えることもできるので、そのような心配りがある先生は、別の機会でも理解してくれ信頼関係にもつながる。
 
しかし、何度も事前・事後連絡もなかったら、信頼関係は崩れていく。
T2の先生の受け取り方次第というのもあるが、連絡をすれば人として関係が悪くなることはないと思う。
 

記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
 
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