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No.148 夏休みを前にして

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No.148 夏休みを前にして
学校と学童保育の両方を勤務した経験、
昨年まで小学生の親だった経験。
 
主な3つの事柄を経験しているからこそ
「夏休み」について思ったこと。
 
①学校の立場
教育界では「夏季休業」と言われています。
さかのぼると、明治14年に
文部省から出ている「小学校教則綱領(抄)」
まで遡ります。
 
学校業務は本当に、多岐に渡ります。
その中でも、下校後の放課後だけでは
こなせない業務を、
夏季休業などのまとまった時に取り組みます。
 
また、新しい知識やよりよい知識を得る
ための研修を受講するのも、
夏季休業中です。
 
新学期の準備や教師としての教養・専門分野を
普段じっくりと取り組めないので、
この時期がありがたいです。
 
②学童(支援員)の立場
1日の大半は学童で生活する子どもたち。
年々、1部屋あたりの人数が増えていますが、
支援員の数はあまり変化が見られない
ことも見受けられます。
 
また、物的環境も整っているのかどうか?
特に、市町村で管理している学童が
気になっています。
エアコンで冷房にしても、
エアコンが古くて室内にいるのに暑い。
室内での遊び道具が充実していない
こともあります。
 
そして、学童支援員の業務も多岐にわたり、
小学校教員とほぼ同じ。
 
待遇面だけでいうと、支援員も
命を預かる業務をしています。
 
金銭面で、物的環境、人的環境に
お金をかけてもいいではないかと
個人的に思っています。
 
最後に還元されるのは、
「子どもたち」ですから。
 
③親の立場
「夏休み期間の昼食をどうするのか?」は
テーマでした。
両親共働きなので、低学年の時は
学童保育にお世話になりました。
 
子どもでも留守番ができるように
なってからは、昼食を準備
しておけば大丈夫になってきました。
 
いずれにしても、昼食を準備する
ことには変わりありません。
普段と異なる点はここでした。
 
また、預けたくても預けられない
事情もあるかもしれません。
-----
昭和→平成→令和と時代が変わり、
生活スタイルが大きく変化しました。
昔のように、日中でも常に
家に誰かがいるわけでは
ありません。
 
この夏休み期間、それぞれの立場にとって
良い状況って何だろう?
 
教育(=学校)にも福祉(=学童保育)にも、
子どもにかけるための費用が
足りているのかな…。
 
今の時代に則した事業を
大きな組織で、かつ複数の組織が
手を取り合って協力していくことが
良いのかな…。
-----
私なりに考えたことを
つぶやきました。
 
今の私にできること。
次はそこについて考えてみたいと
思っています。
 
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岸田 侑大(Kishida youdai)
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