こんにちは。
みなさま元気でお過ごしですか?
過ごしやすい陽気になりましたね。
ところで本日10月13日は「引越しの日」だそうです。
明治元年のこの日、明治天皇は京都から現在の皇居へ入城されたそうです。
これが近代の始まりの引越とされ、それを記念して「引越しの日」となったそうです。
私事の話になりますが、私は引越しの経験が多く、合計で4回引越しをしています。
私にとって「引越し」は荷造りや片付けなどに時間がかかり友達と遊ぶ時間がなくなってしまったりしたので、あまりいい思い出はありません。
みなさまはいかがでしょうか?
さて、それでは、先週の和製英語に関する問題を復習してみましょう。
次のうち「和製英語」はどれでしょう。
1 コンセント
2 アーケード
3 テレパシー
さて正解です。正解は1番の「コンセント」です。「コンセント」は和製英語です。英語で「コンセント」は、差込口の方を「electrical outlet」や「socket」などと言い、それに対し電源コードの先の方を 「plug」と言います。 確かに日本では差込口も電源コードの先のことも「コンセント」といいますね。
それでは「コンセント」という言葉はどこからきたのでしょうか?
実は英語では「コンセント」という単語はありません。しかし、それに近い単語は英語にも存在します。それが「concentrate」です。これは英語で「集中する」という意味があります。この単語は大学受験をする方は必ず覚えなくてはいけない単語なので、高校生の方はスペルと読み方と意味をしっかりと頭に入れておいてください。
ただ、この集中するという意味から直接「コンセント」という和製英語ができたとは考えづらいですよね。
実際には「concentric plug」という単語が「同心プラグ」という意味なので、そこから派生して日本では「コンセント」というようになったといわれることが多いです。
さて、みなさま、ご理解いただけたでしょうか?
ちなみに「アーケード」は「arcade」、「テレパシー」は「telepathy」という英単語が存在します。
さて、それでは、今日はこれでおしまいです。
また来週お会いしましょう。
See you next week!
<土橋>
今夜は私の住む池上、
池上本門寺のお会式です。
たくさんの出店が出て
街を万灯行列が練り歩きます。
住み始めて27年になる門前町、池上は
お寺の行事とともに季節をむかえます。
開けた窓からはお囃子の鐘の音がまだまだ聞こえてきます。
そして、この時期を過ぎると
朝晩の冷え込みを感じ始め
急速に秋が深まっていきます。
境内の木々が色づくのもそう遠いことではないでしょう。
福井
相変わらずレストラン化している首都圏の電車内ですが、今日はすがすがしい子ども達の態度に心があらわれました。
今日は横浜市内のある共学校に行ってきました。こんな人相の悪いおじさんにも関わらず、目の前を通る生徒(中学生〜高校生)がみな元気に「こんにちは!」とか「ウィッ〜ス!」と挨拶をしてくれます。しかも元気で明るい声です。ほとばしるパワーを感じます。
普段都会の雑踏の中にいるとどうしても目を伏せてしまいがちな光景や、驚きの光景に視線がいってしまいます。しかし、一歩学園内に足を踏み入れると元気で素直な子ども達がたくさん生活しています。そんなわずかな時間だけでも多くのエネルギーを与えられます。そして、こんなに元気で礼儀正しい子ども達に、身の振る舞いを正されているように感じます。日々反省の毎日です。
(横山)
徐々に夜の空気が澄んできました。夏にはガスがかかったように見えていた満天の星もその瞬きが段々キラキラと美しくなってきました。
冬の空と言えば「オリオン座」です。冬の真夜中に南中します。この星座をつかさどるのは巨人のわきの下と説明されアラビア語の語源で”白い帯をした羊”と呼ばれるベテルギウスです。太陽から500光年の位置に赤く光り約5年の周期で明るさを変える変光星で、大きくふくらむと太陽の1000倍、小さく縮んだときでも700倍もあるという年老いた星です。日本では平家と源氏の赤旗、白旗になぞらえてベテルギウスを「平家星」と呼んだそうです。
そしてアラビア語で”巨人の足”と呼ばれ青白く輝くのがリゲルです。太陽から700光年、太陽の60倍ほどの大きさですが、明るさは4万倍もある若い高温の星です。赤い星ベテルギウスの「平家星」に対し、白いこの星を「源氏星」と呼んだそうです。
星座にはいろいろな伝えがありますが、ギリシャ神話では、オリオンは海の神ポセイドンとアマゾンの女王の妖精エウリュアレーの間に生まれた子で、海の上を自由に歩く事ができる巨人だったと言われています。 オリオンは、月の女神アルテミスと仲が良かったのですが、それを気に入らないアルテミスの兄アポロンが、アルテミスをだまし、泳いでいるオリオンを、弓で射って殺させてしまったと言われています。
またもう一方の話では、オリオンが「この世に自分より強いものはいない」と自慢したため、怒った女神ヘラが大さそりに刺し殺させたとも言われています。さそりに刺し殺されて死んだオリオンは、今でもさそり座が上がってくると沈み、さそり座が沈むと上ってきます。
さあ、受験生もいよいよ本格的な追い込みです。子ども達を見るとき、どうしても成績や偏差値あるいは普段の後姿だけでガスがかかったように見えることはありませんか?子ども達は一生懸命に輝こうとしています。私たちも澄んだ心で精一杯応援していきましょう。親の不安はすぐに伝染するものです。子ども達を信じましょう。
(横山)
昨年の春、種子で蒔いたイチゴは、スプレーで3週間ほど水をあげてやっと芽を出しましたが、夏になってもとても花を咲かせるまでは育ちませんでした。晩秋になっても枯れないのでちょっと調べてみると、イチゴは寒さに強い植物だということがわかりました。そこで冬越しをさせる気になりました。土の上にはわらを厚く敷き、寒い夜にはプランタにダンボールのフタをし、昼間はできるだけ日光を当ててやるなど、毎日手をかけて育てました。花が咲くと綿棒を使って人工受粉もしてあげました。その甲斐があってか、今年の春には真っ赤な実をたくさんつけてくれました。
これに気を良くした私は、今年はゴーヤを育て、夏には部屋の前にゴーヤの葉で日よけを作ろうと計画しました。ホームセンターで長いプランタを2個買ってきて、部屋のガラス戸の前に並べました。ゴーヤはツルレイシとも言い、ウリ科のつる植物です。ネットを張って育てるのがふつうのようですが、それでは部屋が暗くなりすぎると思い、細い支柱をたくさん買ってきて、30cm間かくの格子になるようにワイヤーで組み立てました。そして、一方のプランタにはゴーヤの苗を2本、もう一方のプランタにはゴーヤの種子を蒔きました。
6月の中旬から梅雨が明けた7月の終わり頃までは日射量が少なくなかなか育ちませんでしたが、梅雨が明けて気温が一気に上がると、どちらのプランタのゴーヤもすくすくと育ち始めました。そして、8月の中旬にはすっかりガラス戸をおおうまで成長し、思惑通り、いやそれ以上に葉がいい具合に生い茂りました。記録的に暑かった今年の夏ですが、その部屋だけは涼しげな緑色のカーテンをしたようになり、暑さを感じさせない部屋にしてくれました。初めは、枝のせん定やら害虫対策やら肥料など、調べてみるといろいろ手がかかるようでしたが、結局は水をあげる以外何の手入れもしませんでしたが、実の収穫も充分でき、10月になった今でも実が育っています。
実で面白いのは、収穫のタイミングが1日遅れてしまうと、緑色だった実が一晩で黄色くなってしまいます。こうなったらもう実を熟させて種子を取るしかなくなってしまいます。そして、この黄色い実の中は真っ赤で、そこに種子が入っているのです。ちょうどピーマンに緑色のものと、黄色ピーマンと赤ピーマンの3色があるのに似ていて、とても面白く思いました。
初めは、「お布団を干しにくくなる。」と文句を言っていた妻ですが、可愛い実ができ、それが一晩ごとに大きくなっていくのに大喜びをし、いつの間にかその部屋で寝るようになりました。小さな黄色いお花がたくさん咲き、それに混じって小さな実のついため花も咲きます。それを目当てに小さなチョウや羽虫がとんできて、お花の花粉をめ花に受粉してくれます。それを見た妻は、「毎日受粉を手伝うために来てくれるんだ。」などと感動し、いつの間にか「真夏には、昼に水をあげるとお湯をかけているのと同じことになるから、朝夕がいいのよ。」などと、どこからか情報を仕入れてきて、いつの間にか私の日課だった水あげを取り上げて、せっせと自分からするようになりました。近所の人から「お部屋の前の素適なものは何ですか?」などと聞かれると、もうすっかり初めから自分で育てているような気分になり、友人を招いてはそれを見せるようにさえなっていました。
植物と、それを取りまく虫たちが与えてくれる感動は本当に素晴らしいものですね。
Last updated October 9, 2007 13:15:23
昨日、家から駅までの道を歩いているとき
前の日には気付かなかった季節の贈り物をもらいました。
「金木犀」の香りです。
マンションの階段を下りながら微かな匂いがしていましたが
二つ目の角のお宅ではっきりとわかりました。
愛らしいオレンジの小さな花が
咲き始めています。
都会に暮らしていても
季節の小さな変化を感じて
子ども達にも伝えていく。
感じる心を育てていく。
親子で出来る大切な作業だと思います。
我家の今日のおやつは蒸し栗でした。
上野毛の生徒達にも一口
おすそ分けを持っていきました。
さらに、今夕上野毛のテラスから皆で
虹の足をみることも出来ました。
自然がもたらす豊かさに感謝する一日でした。
福井
こんにちは。みなさまいかがお過ごしですか?
私は先週ついに風邪を引いてしまいました・・・
せきと発熱に苦しみましたが、どうにか無事に回復することができました。
風邪を引いている間、さまざまなお声がけやお気遣いをいただき、本当にありがとうございました。深く感謝申し上げます。
さて、今週から再び和製英語に戻ります
まずはいつもの通りクイズからです。
次の単語のうちどれが和製英語でしょうか?
※ちなみに和製英語というのは「英単語を原義とは異なる意味で使用しているもの(誤用)や、動詞であるものを名詞の如く扱って単語を組み合わせて誤用しているもの、さらには、日本語的に略して発音しているものや、もともとの英単語を日本独自の発音で言い習わしているもの」を言います。つまり、日本においてのみ存在するカタカナ言葉が「和製英語」です。
1 コンセント
2 アーケード
3 テレパシー
このうちの一つだけが和製英語です。
さて、どれでしょうか?
いつもの通り正解は次回に書こうと思います。
それまで、じっくりと考えてみてくださいね。
それでは今週も素敵な一週間をおすごしください。
See you!
<土橋>
「電車内で飲食する姿が日常化してますね」
先日塾長と交わした会話です。
そう、見慣れてしまったせいか
特に異質の風景と捉えなくなった
自分の感覚にもびっくりしています。
おなかがすいたから、急いで帰っておやつを食べよう、
夕食は何かとお腹をならしながら家路につく。
いつでも、どこでも
手に入り、口に運んでいたら
そんな思いもせずに過ごすのでしょう。
夏期講習に向かう混み合った朝の電車で
パンとカフェラテを持って朝食をとっている
若い女性と何度か乗り合わせました。
彼女は電車の中が朝食の場所なのでしょう。
悪い事でも、人に迷惑をかけているわけでもありません。
ただ、「慎み」と「嗜み」を合わせ鏡にうつして
公共の場でどうふるまうか
もう一度考えてほしいと願うばかりです。
福井
Last updated October 5, 2007 22:08:38
■朝のできごと・・・
横断歩道に入ろうかと前を見ると、通りの向こう側には老人の手を引く少女の姿が映りました。きっと、老人は近くのお店で買い物をしたのでしょう、少女の手にはその荷物が握られていました。おばあちゃんは少し足が不自由な様子です。
「どうぞ、あなたは先に渡って行ってください」と点滅する信号を見ておばあちゃんは少女に伝えます。「大丈夫ですよ、一緒に渡りますから」と少女は答えました。そのまま二人は赤信号を待ちます。その後姿には「真心」という文字が読めました。
朝から秋の空のようなすがすがしい気分になりました。
■夜のできごと・・・
深夜の岐路、前を歩く若いカップルの女の子がなにやら彼に怒っています。深夜にも関わらずちょっと声が大きめ。よほど腹が立っていたのでしょう。男の子は何も答えません。すると、彼は吸いかけのタバコを道端にもみ消すように捨てました。「サイテー!!吸殻を道にすてるヤツなんてサイアク〜!!」
久しぶりに教育的指導の現場に遭遇しました。若い子もマナーを意識しています。
(横山)
10月に入るとやっと朝夕の涼しさを感じ、やはりほっとする。それにしても今年の暑さには人の気持ちをうんざりさせるものがあり、なかなかやってこない秋に、いらいらさせられもし、疲労感もひとしおの夏であった。エアコンの完備とともに、冷気に長時間さらされて体調を崩したり、外気との温度差に身体のセルフコントロールに変調をきたしたりと身体に相当の負荷がかかったはずである。これは大人ばかりではなく、元気いっぱいに見える子ども達にも同じことで、また成長期を迎え身体の変わり目にある小学5・6年生にとっては見た目以上のものがある。この涼風は一種の救いである。
毎年受験生が気合いをこめる夏である。もちろん指導する方も、たっぷり時間のとれるこの季節こそこれまでの復習と実践へのステップにしようとそれこそたっぷりのボリュームで臨む。まさに気温の上昇とともに双方の熱気も湯気を立てる。しかし8月の後半を迎えると子ども達の気力・体力ともに限界がきて、成果も目には見えず親も疲労困憊し、秋風の訪れとともに焦燥感や空しさが心を支配し始めるのである。
しかし、私はいつもこの秋風を待っている。何か追いたてられるように事を進めているとき、冷静に自分自身を見つめることができる人間でなければ地に足はついていない。雰囲気にのせられて量はこなせても、それだけではほんとうに自分のものにはならない。往々にしてノートをとることが精一杯である。大人でも、いつでもどんな状況でも対処できる力は同じ経験をくり返し自然と身に付くか、常に自分で自分のしていることを全体のスケジュールの中で認識・確認し、スキルを応用する準備を意識的にしている場合である。子ども達が量に追われる夏に身に付けるのは算数で言えば集中力の持続と、そしてとりあえずもう一度全体を見渡し、算数の領域がある程度わかり、いくらか個々の領域の関連性がわかったという意識である。暑い最中、夕方なり夜なり帰宅した子ども達の意識はもうろうとしている。朝の授業開始時には疲れに表情も冴えない。
それが、一時の涼風を感じて身体も軽くなり、はじめて気持ちも落ち着き、本当に考えることを始める。知らずに増した集中力が強い味方になる。忘れていること、まだできないことも多いはず。しかし、言うなればここからが本番である。最近の受験生はスタートが遅く、したがって完成も遅い。まあ完成された状態で受験を迎えるなんて理想でなかなか難しい。しかしそれに向かって進むから進歩がある。そして向かうべき方向が秋から冬へと固まってきて、拡散していたエネルギーがひとつになって爆発するのである。
すでに模擬試験も始まっている。順調に滑り出すことは今申し上げたように難しい。模擬テストは勉強の軌道修正のための道しるべである。同じ模擬試験でも回数によって範囲はことなり、すべて受けて全範囲をカバーすることになっている。冷静に子ども達の今の状況を判断し、彼らのこれからを導いてあげるのが大人の役割である。
最後にスランプの抜け出し方をひとつ。難しいもので実力を取り戻そうとするのではなく、ひとつ難度をさげた基本を中心に全範囲を短時間のうちに一気に仕上げることです。難問は基本の複合体です。また、そのための復習教材を準備して持っていることも大切です。
(秋元)
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