使い込んだ圧力鍋で朝から小豆を煮ました。
小さな鏡餅を家族分に切り分けて、
甘さ控え目のぜんざいの出来上がりです。
六年生とは、あと数回の授業で私の役目は終わります。
言い忘れていることはないか。
伝え漏れはないか。
日中は自分なりに作っている授業準備ノートを見直していました。
関わる生徒達、それぞれが愛おしく、
ご家族の次に合格を祈っていると自負しています。
福井
受験は子どもにとっても親にとっても一大イベントです。だからこそ、私たち大人は何ができるかといえば、それは決してプレッシャーを与えたり、たくさんの勉強を負荷することではないと思います。
いかに普段通り平常心で受験を迎えられるか、そして思う存分 悔いの残らない受験ができるように見守ってあげることだと思います。
黙っていても無言のプレッシャーを感じるものです。大人の表情や仕草、そして発言をとても冷静に見ています。心から「大丈夫」と言ってあげましょう。
ラッコ横山
私立の子ども達も新学期が始まりました。学年末の3ヶ月間です。そして、中学受験・高校受験・大学受験と全国が受験一色になる3ヶ月がやってきました。
【合格】にあやかったクッズもたくさん店頭に出始めました。「きっと勝つ」、「かなえるコーン」、「入れる門」、「ごーかっく」など本当によく考えてくれています。受験生の力強い味方がたくさんです。そしてこの暖冬も受験生には好都合です。
あとは受験生自身が受験に怯えずに正々堂々と立ち向かってもらいたいと思います。
ラッコ横山
昨日は寒の入り、冷え込みも厳しさを増してきました。
そして受験生は本当の意味でのカウントダウンが始まります。
早い生徒は今週半ばから試験にのぞみます。
此の頃の私の役割は、不安の芽を摘むことです。
初めての挑戦を前に不安感のない生徒は稀です。
学力の不安は、授業内で解消します。
心の不安には、「大丈夫」という言葉でこたえます。
過去問をやって「もうだめだぁ」と溜め息。
「満点とらなくていいんだから、ここは間違えて大丈夫」
「大丈夫なように一緒に勉強してきたでしょ」
信じているという思いをたっぷり込めて
「〜君なら、大丈夫」
前にも書いたピグマリオン効果で言葉を重ねていくうちに
「もしかしたら大丈夫?」
「やれそうな気がする」
自信が中から湧いてきたら大丈夫!
七草粥で体をゆっくり休めて
心身ともに輝いて2月1日を迎えましょう。
福井
新年明けましておめでとうございます。
年初から気持ちがいい陽ざしの日々が続いています。
私は五日間のお正月休みをいただいて
例年通りの年明けを過ごしました。
八十六歳の義母を囲んでいつものお店で顔合わせ。
働いている孫達からのお年玉を嬉しそうに受け取って、
その倍以上のお年玉を渡している義母。
杖をついて年々小さくなっていますが優しい笑顔は今も健在です。
老いは着実にやってきます。
でも、そこにいるだけでみんなを温かくしてくれる存在に
尊敬の念をおぼえます。
そういえばベランダに植えたチューリップの球根から
かわいい芽がでました。
星のきれいな今晩の夜空のもとで
春を待ちわびています。
福井
2008年の箱根マラソンは正月から波乱の幕開けとなりました。前回の覇者 順天堂大学がまさかの往路途中棄権という事態に襲われました。いったい誰が予想したでしょうか。しかも、同日に二人続けての足の痙攣というまれに見る光景でした。いかに大きなプレッシャーが選手達を襲ったか、その重さにつぶれた瞬間を目の当たりにしました。
早速、子ども達に話しをしたところ、誰もがまさかという顔をし、一瞬時間が止まりました。油断はなかったと思いますが、2年続けて王者を守ることの難しさでしょうか。その点で、守るより挑むチャレンジャー優位という考えも理解ができました。
中学受験は12歳の受験です。まさに追いかける者の精神的なゆとりを生かしてもらいたいと思います。ここからが本当の勝負です。
また正月恒例の全国高校サッカー選手権では、都立旋風が吹いています。
東京代表の都立三鷹高校がついにベスト8に駒を進めました。東京という強豪ひしめく中、一戦一戦を勝ち抜かなくてはならないことは並大抵ではありません。この東京代表・三鷹高校の快進撃は近頃の私立優位を刺激するよいニュースだと思います。優秀な選手を全国から集めなくても、チームワークとひたむきな練習でここまで来れるという熱いものを感じます。
中学受験でも王道はありません。皆が平等に試験と言うステージで戦います。やはり地道に努力を積み重ねた受験生が合格を勝ち取ります。
ラッコ横山
毎年恒例の6年生を連れての初詣に行きました。今年は卒業生の中1の生徒もかけつけてくれました。普段は元気な子ども達も神社に参拝するときは心なしか神妙な表情です。きっと徐々に合格したい思いが強くなっているのでしょう。心の奥では「合格させてください!」と願っていたのでしょうか。参拝が済んでもなかなか帰ろうとしないところに子ども達の祈る思いが表れています。
今月はいかに「平常心」でいられるか、親が試されるひと月です。子ども達は一心不乱に目の前の勉強に集中すればよいのですが、親の方は何をしてあげたらよいのか迷います。たとえどんなことがあっても狼狽しない心構えが大切です。そのためにもご自身の時間を保ち、心にゆとりを持って過ごしましょう。お母さんの笑顔が最大の勇気になって子ども達を包みます。毎朝、鏡の前で最高の笑顔の練習です。
ラッコ横山
あけまして、おめでとうございます。皆様にとりまして幸多き年でありますよう、心からお祈り申し上げます。
毎年元日を迎え、今年はどんな年になるのだろう、どんな年にしようかななどと考えるのですが、結局は目前にせまった中学入試のことが気になり、あと1ヵ月どう指導していこうかということに行き着いてしまいます。
親の期待が子を伸ばすといいます。それは、子供達が親の期待に応えようとがんばるからです。中学入試の場合には特にこの傾向が強く、ほとんどの子供達が自分の希望というよりもむしろ親の希望に沿ってけん命に受験勉強に取り組んでいるのです。でも、もしこの期待が大きすぎて、どんなに努力してもその期待に応えられないと感じることが続いたらどうでしょうか。子供達の心は少しずつ親の心から離れて行ってしまいます。では逆に全く期待されない方が気楽で良いのかというと、そんな子供達はこんどは不安でしょうがなくなってしまうようです。子供達にとって、親の期待に応えられたと感じたときの満足感と安心感はかけがえのないものなのです。
そんな子供達を見ていると、やはり子供達を応援せざるを得なくなります。親の期待も子供の将来を考えた合理的なものも多いのですが、なかなか子供達はそううまく行動してくれません。私達ができるのは、微力ながらそんな子供達が少しでも楽しく前向きにがんばれるように工夫してあげることぐらいしかないのです。
中学受験生を持つ親の方にはぜひ認識しておいて欲しいと思うことがあります。それは、中学受験を目指す子供達は多かれ少なかれ親の期待に応えようとしてけん命に勉強しています。そして、この勉強と努力と経験こそがその子にとって将来もっとも役に立つことであり、この時点ですでに親の期待に応えていると思えるのです。
たとえ第一志望が不合格でも、第二、第三志望の学校に合格したときには心底喜んでやって欲しいのです。そして、もしどこも合格できなかったとしても『良くがんばったね。ありがとう。』と言って欲しいと思います。それではじめて子供達も次のステップに進めるのですから。
カーネル笠井
亥年が暮れていきます。
たくさんの方々との出会いがありました。
子どもたちの笑顔と、信頼してくださるご父兄、
同僚に囲まれた一年でした。
お店では売っていない、お金では買えない
かけがえのないものに囲まれた一年を
深く感謝しています。
本門寺の除夜の鐘がもうすぐ聞こえてきます。
皆様の幸せ多き一年を祈りつつ、来る年を迎えます。
来年もよろしくお願いいたします。
福井
今日は何人かの方と
「今年もお世話になりました。よいお年をお迎えください」と
挨拶を交わしました。
X'masが過ぎ、新年が駆け足でやってきます。
我家ではツリーを飾ったところに、羽子板や破魔矢を飾ります。
千両や万両を活けたり、玄関のお飾りと
新しい年を迎える準備におわれます。
それぞれが受け継いでいくしきたりは
生家によって違うと思います。
私は横浜生まれの母から受け継ぐ関東風。
おせちもお雑煮もあっさりです。
残り三日、のんびり屋の私でさえ小走りになる年の瀬です。
福井
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ