今朝は中学受験の応援と大学受験の応援の掛け持ちでした。中学受験では親子二人三脚、ご両親の送迎が多く、またマスコミ報道でもおなじみの校門前塾の応援もたくさんで、異様な光景でもあります。
ところが、大学受験となるとほぼ9割近くが受験生だけの入試風景で、応援する予備校・塾もちらほら、受験生が淡々と試験会場に入場していきます。
今日も朝から多くの受験生が合格を目指して挑んでいます。朝は9時から都心でも霰が降りました。まるで受験生を応援しているかのように、さっとやみました。
ラッコ横山
私が最初に経験した合格発表は高校入試のものでした。その入試の当日は朝から雪が降り始め、受験中も降り続けました。そして帰りにはバスが全く運転できないほどの大雪になり、2時間近くかけて歩いて帰ったことを覚えています。今の中学入試の合格発表はインターネットのホームページで先立って発表されることが主流になってきました。当時も高校での合格発表に先立って、深夜のラジオ放送で合格者名を発表してくれるというサービスがあったのです。私の受けた学校の発表は深夜の2時過ぎだったと思います。緊張しながら前の学校の発表を聞いていたのですが、何とそのままうとうとと眠ってしまったのです。ぐっすりと眠って翌朝眼がさめ、昨夜のことが夢のことのように感じていたときに父が来て、「受かっていたよ、良かったね。」と伝えてくれました。勉強のことでは一切口を出さず、無関心とさえ思えた父でしたが、さすが大人は肝心なときにはしっかりしていると頼もしく感じたものです。
学校に行き友人と話すと、やはり大半の友人は眠っていました。当時は県立高校に不合格になると、たいていは1年間の浪人生活を余儀なくされます。そういう状況においても眠ってしまうのは、単に緊張感が足りないというだけでなく、それだけ昼間の間に体を動かすことが多く、その疲労感の方が緊張感よりも勝っていたのだと思います。
中学受験の終盤戦がまだ続いています。無理かもしれませんが結果のことはあんまり考えずに、今できることをせいいっぱいやって受験に臨んで欲しいと思います。
カーネル笠井
今日は立春です。昨日からの雪が過ぎ去る冬を惜しむかのようです。今夕からの雨が残雪を溶かしていきます。冬から春への移り変わりを垣間見ているようです。
中学受験も後半戦です。ここから先は精神力の勝負です。春の息吹のように、受験当日も学力が伸びています。夢は最後まであきらめないことです。
悔いの残らない、いい受験で締めくくりましょう。
ラッコ横山
中学受験では、「不合格」という借りを作ったら、必ずその借りを返さないとなりません。そう、「不合格」を「合格」で返すことが中学受験におけるリベンジマッチなのです。そして人としての大きな成長につながります。
これを実現するためには、なんと言っても「不合格」を悔しいと実感することです。まずは悔しさをたくさんの涙でしっかりと流しましょう。流す涙の分だけ気持ちの切り替えができます。悔しさをばねに次の戦いに挑む勇気を確かめましょう。
さあ、1日、2日で借りを作った人は、明日からのリベンジマッチでしっかりと「合格」で返していきましょう。それが中学受験に限らない長い人生での大切な経験です。
悔いの残らない受験を目指しましょう。
ラッコ横山
今日本番を終えた生徒達はどんな気持ちでいるでしょうか
思いを馳せます。
十数年前の我家の受験生は気持ちをふさいでいました。
算数で大きな計算ミスをしたそうです。
休み時間に仲間と答え合わせをしてそれがわかり
後のテストはよく覚えてないと言っていました。
その後二日間は大不調。
その時見てくださっていた先生から
「さあ、そろそろ練習は終わりにして本気でいこう」と声を掛けられました。
私には、「これで終わる子じゃありませんよ」と言ってくださいました。
そう、前に進むしかないのです。
さあ、好調なスタートがきれたら、その調子で。
いまひとつだったら、最後の1分1秒まで大切にあきらめないで。
二度とこない時間の主人公は自分自身です。
福井
とかく大人も子どももストレスを感じて生活することが多い世の中、中学受験生はさらにさまざまな負荷がかかります。入試前日の今日、そして今晩は、きっとその緊張もピークを迎えることでしょう。そんな時、いかにストレスを発散させて快く入試本番に迎えるかが私たちサポーターの重要な務めになります。
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▽学校案内を繰り返し読み、入学後のイメージを描いてリラックス
▽子どもの好きな食事、飲み物でリラックス
▽普段通りに過ごしてリラックス
▽笑顔を絶やずにリラックス
▽過干渉にしないでリラックス
▽温かいお風呂でリラックス
▽アロマオイルでリラックス
▽環境音楽でリラックス
明日の朝、たっぷりの笑顔で迎えましょう。
そして元気な笑顔で家を出られるように。
ラッコ横山
先日は【大阪国際女子マラソン】で、福士加代子選手の壮絶な走りに全国で多くの受験生が勇気を与えられたことでしょう。
5千メートルの女王と呼ばれながら挑んだ42.195kmでは初心者です。あれほど壮絶な展開を誰が予想したことでしょう。もちろん女王としてのおごりがあったとは思えません。マラソンの全体を見通した走りができなかったのかも知れません。それほどまで、マラソンは難しいのだと感じました。
30kmを過ぎてからの失速では顔面を強打するほどの転倒にも耐えて、そしてまた倒れても耐えて最後までレースをあきらめない気丈さには、誰もが多くの感動を覚えたことでしょう。
【大相撲初場所】は千秋楽の横綱決戦となりました。しかも、2場所休場明けの朝青龍は何かと話題の的。東の正横綱 白鵬にとっても1人で2場所を守ったというプライドとモンゴルの先輩に対する意地もあったことでしょう。
久しぶりの大一番となりました。がっぷりに組んだ取り組みは力が入りました。翌日の横綱審議委員会でも朝青龍の評価はまずまず、2場所休場という選手にとっては致命傷とも言われるブランクを何とかカバーした今場所は、高い評価を得ることができました。
双方とも横綱のプライドと意地が人一倍強かったと感じました。日本人同士の決戦ではなかったにしろ、日本全国が熱くなった瞬間でした。
この二つの話題は受験直前の受験生にたくさんの勇気を与えてくれました。あきらめない気持ち、倒れても倒れても這い上がる根性、絶対に相手に負けたくないという意地、それぞれ多くのことを教えてくれた素晴らしいできごとだったと思います。
ラッコ横山
「私も中学受験をしてみたかった。」という声をいろいろな所で耳にします。きっと、中学受験を経験しているタレント達が、テレビのクイズ番組等でスパッ、スパッと正解を出しているのを見て、自分もそうなれたのではないかと考えたからではないかと思います。どれくらい頭が良くなるかは定かではありませんが、ただ頭の回転はとても速くなっていることだけは確かです。短い時間で長い文章を読み、あれだけの内容のものをこなしているのですからあたり前のことなのでしょうか。
世界の偉人と呼ばれる人達の多くは、若い頃に同じような特殊な教育を経験しています。中学受験の最大の価値は、この時期のそういった勉強をすることにあって、受験はその一通過点にしか過ぎないと思います。ですからこれを利用して、“世界の偉人”とまではいかなくても、いつもそこになくてはならない存在になることを目指して欲しいと思います。
そして、そういったステージに立たせてくれた両親に感謝して受験に臨んで欲しいと思います。
カーネル笠井
花の少ない季節はそれだけで寂しさが募ります。
そんな中、山茶花、寒椿だけの散歩道に梅がほころび始めました。
白梅に紅梅と、春までもう少しと告げてくれます。
明日、明後日は受験生と最後の仕上げ授業があります。
不動心の明るい笑顔でみんなを送り出したいと思っています。
福井
【入試直前 hotline(ホットライン)スタッフ 応援メッセージ】
■受験の結果だけで人の価値や人生が決まることはありません。一番大切なことは日々の努力にあります。これまでの学びを通していろいろな知識・ものの見方・考え方を身につけてきたことと思います。皆さんの努力はご両親そして塾の先生が一番わかっています。そして受験では必ずや努力した人が報われます。当日は普段通りに塾の授業あるいは模擬試験のつもりで受験してください。緊張しすぎると普段の力が発揮できないことがあります。しかし、冒頭でお話ししましたように、受験で人間の価値が決まることはありませんから、思う存分、自分らしく精一杯入試問題との対話を楽しんできてください。その対話の充実が合格を勝ち取ります。
作問者の先生は何を問いかけてるのだろう。自分はこう考えるということをわかりやすく書き記します。一方的に答えをぶつけ過ぎたり、あるいは表現が乏しくて内容が理解できないとならないよう、自分らしい答案を最後まで粘って書き記しましょう。そんな心のこもった答案は人の心に響きます。見やすい字で丁寧でわかりやすい表現で書きましょう。
入試ではこれまでで最高の答案を作ると決めて取り組みましょう。その先には必ずや納得の結果が得られると信じています。
最後に入試当日の朝は、これまでしっかりとサポートしてくれたご両親、ご兄弟、ご家族の皆さんに感謝を忘れずに胸を張って大きな一歩を踏み出しましょう。
横山 善則
■猛暑に耐え、厳しい北風にも耐えて、これまで積み重ねてきた努力が報われる瞬間が、もうすぐ訪れる。君たちのそばにはいつも両親が、家族が、仲間が、そしてhotline(ホットライン)の先生達がついている。何も恐れることはない。自分の力を信じてまっすぐ突き進め。
最後に注意「単位・約分・3.14」
吉報を待っています!
秋元 一夫
■どんな理由で受験勉強を始めたとしても、今までに学んできたことは一生の宝となり、決して無駄にはなりません。
入試はその一通過点にしかすぎません。とにかく、自信を持って取り組んできてください。
結果はその後からいろいろな形でついてくるものです。
カーネル笠井
■みんなが勉強を始めた頃は、今より身長は10センチ程低く、まだまだ遊びたい思いを持ちながらの塾通いだったのではないでしょうか。
そして、テキストが進み、行きたい学校がぼんやり見えてくると、思うように伸びない力に悩んだこともあったかもしれません。
しかし、ノートに綴った文字の数だけ、テキストについた手の跡だけ前に進んできたはずです。
自信を持って、正々堂々と挑んできてください。
前に続くそれぞれの道が必ずあります。
「大丈夫」満身のエールを送ります。
福井 順子
■志は高く、自分自身の力を信じて実力を発揮しましょう!!
田原 秀
■中学生への第一歩です。最後まで諦めずに最善を尽くしましょう。
伊藤 敦子
■みなさんがそれぞれに、それぞれの方法で一生懸命に勉強してきたと思います。
くじけそうになったり、投げ出したくなったこともあったかもしれません。
そんな困難を乗り越え、受験をする日まで頑張ることができた自分に自信と誇りを持って下さい。
当日は思い切り深呼吸をし、自分のベストを尽くして臨んできて下さい。
I wish your hapiness!!
土橋 美穂
■長い時間をかけて努力してきたことに自信を持ちましょう。
そして、支えになってくれた家族やお友達、先生方への感謝の気持ちを忘れずに、合格への階段をのぼりきってください。
谷川 奈穂
2008年 入試直前
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