首都圏の中学入試は
9日の公立中高一貫校の発表と一部を残し
ほぼ終わりました。
合格が成功で
不合格が失敗でしょうか。
受験は何処で学ぶかを選ぶものです。
学ぶのはこれから、
結果をいかすのはこれからです。
そして、今回は不合格だったとしても
蓄えた力がなくなった訳ではありません。
胸をはって新たな目標を持ちましょう。
喜びに酔いしれる胸も
リベンジを誓う胸も
前を向いているのですから。
福井
受験も1日、2日そして3日、4日と続くと、子ども達よりも私たち大人の方が先にばててしまいます。朝起きるのが辛くなったり、受験会場へ行く電車の中でついウトウトしてしまうものです。
ところが、子ども達はしっかりと連日入試問題に挑み、そして見事合格を勝ち取っていくわけですから、その精神力と集中力は大人以上かも知れません。
しかし、それはまだまだ経験が少ないために、自分の体をうまくコントロールする術を習得していないことも影響しています。つまり、極度の無理がたたると一挙につぶれてしまう危険と隣り合わせなのです。
中学受験に挑む子ども達は間違いなく疲れが出ています。上手に勉強と運動のバランスを図って過ごしましょう。体を動かして汗をかくことを週に一度以上は確保したいものです。くれぐれもどちらかに偏らないことです。
ラッコ横山
今朝は中学受験の応援と大学受験の応援の掛け持ちでした。中学受験では親子二人三脚、ご両親の送迎が多く、またマスコミ報道でもおなじみの校門前塾の応援もたくさんで、異様な光景でもあります。
ところが、大学受験となるとほぼ9割近くが受験生だけの入試風景で、応援する予備校・塾もちらほら、受験生が淡々と試験会場に入場していきます。
今日も朝から多くの受験生が合格を目指して挑んでいます。朝は9時から都心でも霰が降りました。まるで受験生を応援しているかのように、さっとやみました。
ラッコ横山
私が最初に経験した合格発表は高校入試のものでした。その入試の当日は朝から雪が降り始め、受験中も降り続けました。そして帰りにはバスが全く運転できないほどの大雪になり、2時間近くかけて歩いて帰ったことを覚えています。今の中学入試の合格発表はインターネットのホームページで先立って発表されることが主流になってきました。当時も高校での合格発表に先立って、深夜のラジオ放送で合格者名を発表してくれるというサービスがあったのです。私の受けた学校の発表は深夜の2時過ぎだったと思います。緊張しながら前の学校の発表を聞いていたのですが、何とそのままうとうとと眠ってしまったのです。ぐっすりと眠って翌朝眼がさめ、昨夜のことが夢のことのように感じていたときに父が来て、「受かっていたよ、良かったね。」と伝えてくれました。勉強のことでは一切口を出さず、無関心とさえ思えた父でしたが、さすが大人は肝心なときにはしっかりしていると頼もしく感じたものです。
学校に行き友人と話すと、やはり大半の友人は眠っていました。当時は県立高校に不合格になると、たいていは1年間の浪人生活を余儀なくされます。そういう状況においても眠ってしまうのは、単に緊張感が足りないというだけでなく、それだけ昼間の間に体を動かすことが多く、その疲労感の方が緊張感よりも勝っていたのだと思います。
中学受験の終盤戦がまだ続いています。無理かもしれませんが結果のことはあんまり考えずに、今できることをせいいっぱいやって受験に臨んで欲しいと思います。
カーネル笠井
今日は立春です。昨日からの雪が過ぎ去る冬を惜しむかのようです。今夕からの雨が残雪を溶かしていきます。冬から春への移り変わりを垣間見ているようです。
中学受験も後半戦です。ここから先は精神力の勝負です。春の息吹のように、受験当日も学力が伸びています。夢は最後まであきらめないことです。
悔いの残らない、いい受験で締めくくりましょう。
ラッコ横山
中学受験では、「不合格」という借りを作ったら、必ずその借りを返さないとなりません。そう、「不合格」を「合格」で返すことが中学受験におけるリベンジマッチなのです。そして人としての大きな成長につながります。
これを実現するためには、なんと言っても「不合格」を悔しいと実感することです。まずは悔しさをたくさんの涙でしっかりと流しましょう。流す涙の分だけ気持ちの切り替えができます。悔しさをばねに次の戦いに挑む勇気を確かめましょう。
さあ、1日、2日で借りを作った人は、明日からのリベンジマッチでしっかりと「合格」で返していきましょう。それが中学受験に限らない長い人生での大切な経験です。
悔いの残らない受験を目指しましょう。
ラッコ横山
今日本番を終えた生徒達はどんな気持ちでいるでしょうか
思いを馳せます。
十数年前の我家の受験生は気持ちをふさいでいました。
算数で大きな計算ミスをしたそうです。
休み時間に仲間と答え合わせをしてそれがわかり
後のテストはよく覚えてないと言っていました。
その後二日間は大不調。
その時見てくださっていた先生から
「さあ、そろそろ練習は終わりにして本気でいこう」と声を掛けられました。
私には、「これで終わる子じゃありませんよ」と言ってくださいました。
そう、前に進むしかないのです。
さあ、好調なスタートがきれたら、その調子で。
いまひとつだったら、最後の1分1秒まで大切にあきらめないで。
二度とこない時間の主人公は自分自身です。
福井
とかく大人も子どももストレスを感じて生活することが多い世の中、中学受験生はさらにさまざまな負荷がかかります。入試前日の今日、そして今晩は、きっとその緊張もピークを迎えることでしょう。そんな時、いかにストレスを発散させて快く入試本番に迎えるかが私たちサポーターの重要な務めになります。
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▽学校案内を繰り返し読み、入学後のイメージを描いてリラックス
▽子どもの好きな食事、飲み物でリラックス
▽普段通りに過ごしてリラックス
▽笑顔を絶やずにリラックス
▽過干渉にしないでリラックス
▽温かいお風呂でリラックス
▽アロマオイルでリラックス
▽環境音楽でリラックス
明日の朝、たっぷりの笑顔で迎えましょう。
そして元気な笑顔で家を出られるように。
ラッコ横山
先日は【大阪国際女子マラソン】で、福士加代子選手の壮絶な走りに全国で多くの受験生が勇気を与えられたことでしょう。
5千メートルの女王と呼ばれながら挑んだ42.195kmでは初心者です。あれほど壮絶な展開を誰が予想したことでしょう。もちろん女王としてのおごりがあったとは思えません。マラソンの全体を見通した走りができなかったのかも知れません。それほどまで、マラソンは難しいのだと感じました。
30kmを過ぎてからの失速では顔面を強打するほどの転倒にも耐えて、そしてまた倒れても耐えて最後までレースをあきらめない気丈さには、誰もが多くの感動を覚えたことでしょう。
【大相撲初場所】は千秋楽の横綱決戦となりました。しかも、2場所休場明けの朝青龍は何かと話題の的。東の正横綱 白鵬にとっても1人で2場所を守ったというプライドとモンゴルの先輩に対する意地もあったことでしょう。
久しぶりの大一番となりました。がっぷりに組んだ取り組みは力が入りました。翌日の横綱審議委員会でも朝青龍の評価はまずまず、2場所休場という選手にとっては致命傷とも言われるブランクを何とかカバーした今場所は、高い評価を得ることができました。
双方とも横綱のプライドと意地が人一倍強かったと感じました。日本人同士の決戦ではなかったにしろ、日本全国が熱くなった瞬間でした。
この二つの話題は受験直前の受験生にたくさんの勇気を与えてくれました。あきらめない気持ち、倒れても倒れても這い上がる根性、絶対に相手に負けたくないという意地、それぞれ多くのことを教えてくれた素晴らしいできごとだったと思います。
ラッコ横山
「私も中学受験をしてみたかった。」という声をいろいろな所で耳にします。きっと、中学受験を経験しているタレント達が、テレビのクイズ番組等でスパッ、スパッと正解を出しているのを見て、自分もそうなれたのではないかと考えたからではないかと思います。どれくらい頭が良くなるかは定かではありませんが、ただ頭の回転はとても速くなっていることだけは確かです。短い時間で長い文章を読み、あれだけの内容のものをこなしているのですからあたり前のことなのでしょうか。
世界の偉人と呼ばれる人達の多くは、若い頃に同じような特殊な教育を経験しています。中学受験の最大の価値は、この時期のそういった勉強をすることにあって、受験はその一通過点にしか過ぎないと思います。ですからこれを利用して、“世界の偉人”とまではいかなくても、いつもそこになくてはならない存在になることを目指して欲しいと思います。
そして、そういったステージに立たせてくれた両親に感謝して受験に臨んで欲しいと思います。
カーネル笠井
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