私が最初に経験した合格発表は高校入試のものでした。その入試の当日は朝から雪が降り始め、受験中も降り続けました。そして帰りにはバスが全く運転できないほどの大雪になり、2時間近くかけて歩いて帰ったことを覚えています。今の中学入試の合格発表はインターネットのホームページで先立って発表されることが主流になってきました。当時も高校での合格発表に先立って、深夜のラジオ放送で合格者名を発表してくれるというサービスがあったのです。私の受けた学校の発表は深夜の2時過ぎだったと思います。緊張しながら前の学校の発表を聞いていたのですが、何とそのままうとうとと眠ってしまったのです。ぐっすりと眠って翌朝眼がさめ、昨夜のことが夢のことのように感じていたときに父が来て、「受かっていたよ、良かったね。」と伝えてくれました。勉強のことでは一切口を出さず、無関心とさえ思えた父でしたが、さすが大人は肝心なときにはしっかりしていると頼もしく感じたものです。
学校に行き友人と話すと、やはり大半の友人は眠っていました。当時は県立高校に不合格になると、たいていは1年間の浪人生活を余儀なくされます。そういう状況においても眠ってしまうのは、単に緊張感が足りないというだけでなく、それだけ昼間の間に体を動かすことが多く、その疲労感の方が緊張感よりも勝っていたのだと思います。
中学受験の終盤戦がまだ続いています。無理かもしれませんが結果のことはあんまり考えずに、今できることをせいいっぱいやって受験に臨んで欲しいと思います。
カーネル笠井
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