本日のラジオ関西の朝の番組『三上公也の情報アサイチ!』に、新開地まちづくりNPOの事務局の西島陽子さんが出演されていました。
湊川の埋め立てにはじまり、早100年を超える歴史あるまちが、変わり始めています。
芝居小屋や映画館で全盛期を迎えていた時代から、市のおもな施設が三宮に移り出した頃と映画の衰退で、新開地は寂れた環境になりました。
「パチンコ」だけのイメージにいつしかなってしまい、おばちゃんからは「怖いまち、新開地」の呼び方をされておりました。(おばちゃんの顔の方がよっぽど怖いわ、とは言いませんが・・・)
神戸は「お洒落でハイセンス」のイメージが強いと思いますが、わたしは飾らない人間味あふれるベタなこのまちが大好きです。
西島さんたちは、レコードにたとえて「B面の新開地」と呼び、多方面での活動をされています。名店の冊子やマップの発行、これから始まります音楽祭や神戸祭りの活動等、少しでも応援できればと思っています。
わたしもその一人と自負しておりますが、地道な宣伝部隊を<おすそわけ>隊と称しているのにも、B面の思い入れがこもっていると思いませんか?
( 冊子やマップに興味のある方は、ぜひお問い合わせしてください。
新開地まちづくりNPO TEL (078)576-1218 E-mail/ info@shinkaichi.or.jp )
本日は、我が母校「県立兵庫高等学校(旧二中)」の創立100周年の記念式典・祝賀会が開催される日です。
朝から曇った感じで、お昼頃には雨みたいで、少しばかり天気が気になります。
小磯良平、東山魁夷、「たたりじゃぁー」の横溝正史、「少年H]の妹尾かっぱさん等、多くの著名な方々を輩出してきた高校ですが、最近はあまり有名な方を知りません。
校風は自由そのもの。本当に強制されることもなく、生徒の自治に趣をおいた教育でした。
制服がなく、校門の出入りも自由で、よくさぼりに出たのも懐かしい思い出です。
さて、どんな仲間が来ていることか、会場のワールド記念ホ−ル(ポートアイランド)に出向いてまいります。
わたしの居住地から、一番近いJRの駅は「鷹取駅」になります。それでも歩いて30分は必要でしょうか?
わたしもデザインに関する職業ですが、今回ほど不愉快なデザインを見たのは、初めてです。
UD=ユニバーサル・デザインと称し、ハンディキャップをもたれた方の為に、色々と工夫されてきていますが、何を考えているんだと思いました。
実践しておりますという美辞麗句はお役所仕事だけだと割り切っいたわたしですが、写真のような箇所を見て、涙が出そうになりました。
無用な自転車等を締め出そうという理屈は分かりますが、このステンレスパイプの下を、車いすの方を通れとは、なんという発想なのでしょうか。
モノづくりの端っこにいる人間としても、許されるデザインではありません。
どうして、誰も「馬鹿にするな」との声が上がらないのか、ただただ呆れて、悲しくなってしまいました。
こんなパイプの下を、誰がくぐりたいと思うんでしょうか、私には理解できません。
世間ではゴールデンウイーク、行楽地に出かけられたり、旅行にと楽しそうな予定を過ごされている方が多いでしょうね。
休日ともなれば、、庶民派の立ち呑み店での挨拶は、<競馬・競艇・パチンコ・パチスロ>で、負けてきたぁーの話が定番です。
「かからんなぁー」
「あかん」
「ウ〜〜ン」
皆さん、真剣なお顔でパシスロをされておりますが、悲壮感はありません。
JR元町駅から神戸駅にかけて、線路の下に商店街が形成されており、神戸で「高架下」と呼ばれている場所があります。
その一角に、中古のパチスロ機を販売しているお店があり、ここではいろんな機種が「タダ」で遊べます。
コインを使うこともなく、ボタンを押してリールを止めるだけの単純な作業なんですが、皆さん熱中して遊ばれています。
法律的には、「回胴式遊戯機器」と難しい名称が付けられています。スロットマシンは機械が勝手に停止しますが、パチスロは遊技者がボタンを押すことでリールを止めるという技術が要求され、動態視力のいい人には向いているゲームかもしれません。
1台、平均的に1万5千円から2万円程度。
購入される方がおられるので、商売として成り立っているのでしょうね。
近所の公園を通り過ぎようとしましたら、年配のご婦人方が、何やら見かけぬゲームをされておりました。
休憩を見計らって尋ねますと、「ペタンク」というゲームだそうです。
恥ずかしながら知りませんでした。皆さんはご存知でしたか?
数年前迄は、年配者のゲームといえばゲートボールでしたが、今は市の助成もあり、ペタンクが流行だとか。ゲートボールのように、自己負担でスティックを購入する必要もなく、大きなコートも必要ないようです。
親切なご婦人方達で、色々と教わりました。
もともとはフランスが発祥の球技だそうです。
地面に描いたサークルを基点として、ビュット(木製の目標玉)にブール(金属製のボール)を投げ合って、相手より近付けることで得点を競うゲームだという説明を受けて、お礼を申しあげました。カーリングの手投げ版といったところでしょうか?
元気です。メモしているのに、皆さんが一斉にお話してくれます。わたしなど相槌を打つだけで、疲れてしまいました。
殿方の姿がないのが、少し気になりました。
元町商店街の西側出入り口に近く、一本南側の道に「元町ケーキ」があります。創業62年目にして、本店の建て替え工事が始まりました。現在は、近くの仮店舗にて営業中との看板が出ておりました。
別にここのケーキがおいしいのです、といったグルメ話ではありません。
大学を卒業して就職をした設計事務所は、所長さんの心遣いで、お誕生日にバースデーケーキをここで受け取って帰る習わしでした。
結婚してからは、相方の誕生日に変更してもらい、子供が生まれると、子供の誕生日にと変更ばかりでしたが、受け取りに通ってました。
左党ばかりの職場でしたが、さも自分で買って来たように、奥様かお子様の誕生日に変更して持って帰っていました。
久方ぶりに、解体されたケーキ屋の前を通り、「すいませーん」と受け取りに通った、解体前の店構えを思い出しておりました。
本書は、副題に<警視庁強行犯係・樋口顕>とありますように、捜査一課第三強行犯係の係長<樋口顕>を主人公に据えた、シリーズ第三作目に当たります。
物語は捜査二課の<島崎洋平>の大学生の長男<丈太郎>が、日和銀行本店の家宅捜査に関する情報を柔道部の先輩<富岡>に漏らしたことにより、手入れは失敗に終わります。
<島崎>はいつ自分の情報漏えいが本庁にて発覚するかという恐れに怯えるなか、マンションの自宅で<富岡>が絞殺死体で発見され、一時的に安堵を覚える<島崎>ですが、高校中退している自分の二男<英次>が、不審者として捜査線上に浮かび上がってきます。
<島崎>は捜査する刑事の立場と<英次>の父親としての立場に挟まれ苦悩するのですが、捜査は意外な方向に進んでいきます。
親子関係崩壊の危機をどう乗り越え解決するかは、人それぞれに悩むことだと思いますが、父との和解もでき「ダンス」に新しい道を見出す<英次>の姿にほっとさせられ、警察を舞台にした人間ドラマとして感動しました。
元町商店街は、大丸百貨店東側のメリケンロードと神戸駅につながる西側のハーバーロードに挟まれた東西1.2キロの商店街です。
現在は、1番街から6丁目までの間に、約300店舗のお店が営業しています。
以前では考えられなかった八百屋さんやゲームーセンターの娯楽施設も商店街に登場しており、経済の変化を表わしてくれています。
古書店のはしごを済ませ、最後は丸善の洋書売り場とお決まりのコースを楽しんでいましたが、今は古書店も2店舗、丸善もなくなり昔が懐かしくなる年齢になってしまいました。
そんな元町商店街の6丁目寄りに、この「元町滝公園」があります。
商店街より、階段で4段程度あがりますが、ベンチなどもあり、大丸側より歩いてくれば、休憩にちょうど頃合いの位置に当ります。
滝といっても小さなものですが、水が流れている状況は、心が落ち着くみたいですね。
これから初夏に向けて日差しも強くなるでしょ。緑の木々も順次茂ってきており、木陰を提供してくれる場所です。
地価の高い三宮センター街では、とても実践できることではないでしょうが、ある意味、元町商店街の衰退を象徴ているスペースかもしれません。
前回に引き続き、神戸の街で見かける、動物たちを紹介したいと思います。
(D) <猿>です。ことわざの「見ざる・言わざる・聞かざる」との言われで、日光東照宮にあります左甚五郎作の木製の「三猿像」がつとに有名です。これは瓦の素材で出来ています。
三宮の東に位置しています、二宮商店街にある『鶴参』という焼肉屋さんの庇に座っております。神戸では有名な焼肉屋さんで、以前のお店に比べて大きなビルになり、福沢諭吉が必要になりだしてからは、足が遠のいております。
(E) Mt.zakiさんから前回のコメントで要望が出ておりました。「牙があって、ブヒブヒ」の動物を探して下さいと。
探しました、「牙があって、ブヒブヒ」。<猪>しか思いつきませんでした。Mt.zakiさん、干支が猪なのかなぁ?
三宮の、『ポリチェリーノ・ラ・バラオンダ』というお店の前に座っておりました。
世界中のビールが飲めるお店で、よく夜には行くんですが、反対側の入口におりました。
ポリチェリーノはイタリア語で、猪の神の呼び名で、幸運を招いてくれるそうです。
(F) そのもの<ゴリラ>です。新開地にあります『赤ひげ』という立ち飲み屋のビルの外壁に取り付けられております。大衆酒場ですので、酒乱のいさかいがないように見張っているのでしょうかね?
焼肉屋と<猿>と同様、居酒屋と<ゴリラ>、何か繋がりがあるのか、不思議に感じております。
お昼御飯を食べたあと、偶然にもそのお店の「湯呑」を古道具店で見つけたお話を、書かせていただきました。
何かしらの縁があるものと気になり、自分のブログのコピーを手土産に、再訪問をしてまいりました。
先客が帰られたあと、女将さんとお話が出来ました。
以前は、須磨区と長田区の境目あたりで、鮨店として40年程営業されておられたみたいす。
やはり、震災でお店が影響を受け、お総菜屋さんとして再開されておられたんですが、この1月から食堂として、再出発されたとか。
お店の外のメニュー看板(多分、女将さんそっくりの娘さんの手書きでしょう)にも、お店の心意気「安心・安全」の言葉が書かれています。安心できる素材へのこだわりは、拍手ものです。
偶然わたしが手に入れた湯呑は、鮨店時代にお得意さんやお正月のおせち料理を頼まれた方々に、お配りしていたものと判明しました。
毎年、違ったデザインで製作され、200個程度配られていたそうです。
食事中、「大根買ってきたでぇ」とおばちゃんが入って来られました。
あとで話を聞きますと、朝食を食べに来ていて、今日は大根が特売で安いとの会話があり、「安くていいね」と言ったとか。
お昼間はお仕事で、買い物に出れないのを気使っかって買ってきてくれたことが分かりました。本当に人間的なお付き合いのできる雰囲気の食堂だと、改めて感激。
町の方に慕われ、女将さんの次には娘さんがお店を継がれ、鮨店の40年の歴史を超えてもらいたいなぁと願っています。
恐縮にも帰りがけ、お店にとっても残り少ないであろう貴重な湯呑の別バージョン、箱入りで頂いてしまいました。
これはもう、足繁く通わないといけない店になってしまいました。
【和食堂まるさ】 神戸市須磨区大田町4-4-17 電話(078)732-4377
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