「1ドル=150円71銭」
2月
27日
26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前週末比15銭円安・ドル高の「1ドル=150円65〜75銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=150円83銭、高値は「1ドル=150円54銭」でした。
米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢になりました。
26日に公表されました米2年物と5年物の国債入札の結果を受け、米債券売りが優勢になりました。米国債の発行額の増加や社債発行も意識され、需給懸念が広がり、長期金利は一時前週末比(0.05%)高い(4.30%)を付け、円安・ドル高が進みやすくなりました。
円は売り一巡後は底堅く推移しています。29日に1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されます。米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標であり、今後の金融政策を探るうえで内容を見極めたい雰囲気が出ています。