神戸：ファルコンの散歩メモ

母を亡くした少女が「ふれる」ことで喪失と向き合っていく姿を繊細に描き、第４５回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2023で準グランプリを受賞した作品『ふれる』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

母を数年前に亡くした小学４年生の「美咲」は、奇行を繰り返して家族を困らせています。不登校の彼女を心配する大人たちをよそに、「美咲」は陶芸家の工房で遊ぶようになり、次第に喜びを感じるようになっていきます。そんなある日、ひとりの女性が家にやってきます。父と親しげなその姿に、「美咲」はいずれこの女性が「新しい母」になることを悟ります。

 

監督の＜髙田恭輔＞が日本大学芸術学部映画学科監督コースの卒業制作として手がけた作品で、セリフの指定をせず、ト書のみの脚本から俳優とともに対話を繰り返しながら作り上げた作品です。

 

「美咲」に＜鈴木唯＞、「美和」に＜仁科かりん＞、「和仁」に＜河野安郎＞、「聡子」に＜水谷悟子＞、「陶芸家のシショウ」に＜松岡眞吾＞、「梨ノ木先生」に＜吉田晏子＞ほかが出演しています。

 

『NIGHT HEAD』の＜飯田譲治＞が監督・原作・脚本を務めたオリジナル作品で、２０２４年１０月９日放送開始のテレビドラマ『神様のサイコロ』の劇場先行上映版『特別先行劇場版　神様のサイコロ』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

命懸けの脱出ゲームに翻弄される５人の動画配信者の姿を描いています。

 

音楽系配信者の「赤城」は、自身のチャンネル登録者数が伸び悩み、焦りを感じていました。そんな時、かつての仲間であり、今や大人気料理系配信者となった「白石」から「願いをかなえる人形」の話を聞きます。それはアフリカの少数民族に伝わる魔術の人形で、その人形を使って儀式を行えばどんな願いもかなえられますが、相応の見返りが要求されるといいます。「赤城」は儀式を行うため、「白石」のほか、かつて配信者グループ「ファイブカラーズ」として行動をともにした「黒谷」、「青山」、「緑川」にも声をかけ、グループは再結集を果たします。

 

主人公の「赤城」役に＜和田雅成＞。「白石」役をダンスボーカルユニット「M!LK」の＜曽野舜太＞、「黒谷」を『仮面ライダーアマゾンズ Season2』の＜前嶋曜＞、「青山」役を＜櫻井圭登＞、「緑川」役を『ウルトラマントリガー』の＜寺坂頼我＞がそれぞれ演じ、そのほか＜兵頭祐香＞、＜渡辺哲＞が出演し、人気３人組アイドル「Task have fun」が本人役で登場、監督は＜飯田譲治＞が務めています。

＜鈴木清順＞が日活時代の１９６６年に監督を務め、デビュー２年目の＜渡哲也＞を主演に迎えて撮りあげた異色のヤクザ映画『東京流れ者』は、１９６６年４月１０日に日本初公開されていますが、この度４Kデジタル復元版が、２０２４年９月２７日より公開されます公開。

 

「不死鳥の哲」こと「本堂哲也」は、ヤクザから足を洗って恋人の歌手「千春」と結婚することを決意します。敵対する大塚組に襲われても決してやり返さずにいましたが、哲のボス「倉田」と「大塚」の抗争は次第に激化し、「大塚」が雇った殺し屋「マムシの辰」が執拗に「哲」を追い回します。

 

争いを避けて日本各地を転々とする「哲」でしたが、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまいます。やがて恋人「千春」の身に危険が及んだことから、ついに怒りを爆発させた「哲」はネオン輝く東京の夜へと舞い戻ります。

 

「本堂哲也」に＜渡哲也＞、恋人「千春」を＜松原智恵子＞が演じ、「相沢健次」＜二谷英明＞、「辰造」に＜川地民夫＞、「倉田」に＜北竜二＞、「大塚」に＜江角英明＞が共演。「清順美学」と呼ばれる斬新な映像美で日本のみならず海外からの評価も高く、＜デイミアン・チャゼル＞監督が、『ラ・ラ・ランド』で本作に〈彼（鈴木清順）の非常にワイドで撮っているところとか、ポップアートのような色合いとか〉オマージュを捧げたことでも知られる作品です。

『息を殺して』・『泳ぎすぎた夜』で国際的にも注目を集めている＜五十嵐耕平＞監督が、海辺の町を舞台に忘れることのできない大切な時間を描いた、ひと夏の物語『SUPER HAPPY FOREVER』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

２０２３年８月１９日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼なじみの「佐野」と「宮田」でした。そのホテルはまもなく閉館することになっており、「アン」をはじめとしたベトナム人の従業員たちは、ひと足早く退職日を迎えようとしています。「佐野」は、５年前にここで出会って恋に落ち、結婚した妻の「凪」を最近亡くしたばかりでした。

 

妻との思い出に固執し、自暴自棄になる「佐野」の様子を見かねた「宮田」は、友人として助言をするものの、その言葉は「佐野」には届きません。２人は少ない言葉を交わしながら思い出の場所を巡り、５年前に「凪」が失くした赤い帽子を探します。

 

「佐野」役を『TOCKA タスカー』の＜佐野弘樹＞、「宮田」役を『悪は存在しない』（監督：濱口竜介）にも出演した＜宮田佳典＞、「凪」役を『猫は逃げた』（監督：今泉力哉）・『ココでのはなし』（監督：こささりょうま）などの＜山本奈衣瑠＞がそれぞれ演じています。

 

『泳ぎすぎた夜』で共同監督を務めた＜ダミアン・マニベル＞がプロデューサーとして参加し、日仏合作映画として製作されました。第８１回ベネチア国際映画祭ベニス・デイズ部門のオープニング作品に選出された作品です。

「機動戦士ガンダム」シリーズのＯＶＡで、２０１５年から２０１８年にかけて全６話で展開されました『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、全３章の劇場上映用に再編集した「movie edition」の第２章として、ＯＶＡの第３話『暁の蜂起』と第４話『運命の前夜』で構成（再編集のみで新規カット・新規映像は含まれない）されました『機動戦士ガンダム THE ORIGIN（movie edition）　第二章　開戦編』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

宇宙世紀００７４年、テキサス・コロニーを離れた「エドワウ・マス」は身分を偽り、「シャア・アズナブル」としてジオン自治共和国国防軍士官学校に入学します。そこで同期となったザビ家の御曹司「ガルマ」と親交を深めていく「シャア」でした。

 

２人は周囲の学生たちからも一目置かれる存在になっていきます。宇宙世紀００７７年、士官学校の学生たちは、ジオンの独立をかけて地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起します。

 

「シャア・アズナブル（キャスパル・レム・ライクン）」に＜池田秀一＞、「ガルマ・ザビ」に＜柿原徹也＞、「リノ・フェルナンデス」に＜前野智昭＞、「 デキン。ソド・ザビ」に＜浦山迅＞、「ギレン・ザビ」に＜銀河万丈＞ほかが声を当て、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナーとして知られる＜安彦良和＞が、同作をコミカライズした『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、自らが総監督を務めてアニメ化しています。

『侍戦隊シンケンジャー』の「花織ことは / シンケンイエロー」役ほか映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する＜森田涼花＞が主演を務め、東京・上野を舞台に故郷へ戻ることになった主人公が、列車に乗るまで過ごす数時間をドキュメンタリータッチに描いた『合間にて...』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

東京で歌手を夢みてオーディションを受ける日々を送っていた「真美」は、ある日、実家の父親が病に倒れたとの知らせが入ります。故郷へ戻る列車に乗るため上野へ来た「真美」でしたが、出発まで時間があるため、心配して来てくれた友人と会った後、気持ちを紛らわそうと駅の周辺を歩きまわります。上野公園で「朗」と名乗る青年に声をかけられた「真美」は、ナンパを警戒しつつも、時間つぶしと思い、「朗」と散歩しながら他愛のない会話を続けます。

 

上野駅やアメ横、上野恩賜公園といった場所でロケ撮影を敢行。主人公の「真美」が、つかの間の時間に身をゆだねることで心の安らぎを取り戻していく姿を描いています。

 

共演は『鬼滅の刃』・『刀剣乱舞』などの２．５次元舞台への出演で知られる＜佐藤永典＞が「朗」役で出演、監督・脚本は『非金属の夜』（２０１２年）の＜中田圭＞が務めています。

長編デビュー作『春江水暖　しゅんこうすいだん』（２０１９年）で世界から注目された中国の＜グー・シャオガン＞監督が、釈迦の十大弟子のひとり＜目連＞が地獄に堕ちた母を救う仏教故事「目連救母」に着想を得て撮りあげた長編第２作『西湖畔（せいこはん）に生きる』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

最高峰の中国茶・龍井茶の生産地である西湖のほとりに暮らす母「タイホア」と息子「ムーリエン」でした。「ムーリエン」の父は１０年前に行方不明になっており、「タイホア」が茶摘みの仕事をしながら、ひとりで息子を育て上げました。「ムーリエン」は早く仕事を見つけて母を安心させたいと考えるも上手くいきません。

 

一方の「タイホア」も茶畑の主人「チェン」と懇意になりますが、そのことで「チェン」の母の怒りを買い、茶畑を追い出されてしまいます。やがて「タイホア」は友人の誘いで違法ビジネスにのめり込んでいき、「ムーリエン」はそんな母を救うため、ある決断をします。

 

ドラマ『長歌行』の＜ウー・レイ＞が息子「ムーリエン」、ドラマ『清越坊の女たち　当家主母』の＜ジアン・チンチン＞が母「タイホア」を演じています。２０２３年・３６回回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品です。

コンビニのスイーツがなかなか検討しているようで、２０２４年９月１４日（土）に＜１０：００＞より放送されました毎日放送（ＴＢＳ系）ＴＶ番組『ジョブチューン』にてローソンのスイーツが登場。ローソン従業員が選んだイチ押しスイーツ１０品をスイーツ職人がジャッジし、今回は２品〈ほろふわ栗粉の栗堪能モンブラン（３１３円）・Uchi Café 卵・牛乳・砂糖のみで仕立てたカスタードプリン（２２１円）〉が満場一致で合格商品になっていました。

 

この「ご褒美スティックケーキふわ生Wチーズ」（２９７円）は、合格１名・不合格６名のジャッジで、合格とはなりませんでしたが、〈ローソン従業員一押しの第１位商品〉ということでした。

 

ふわっととろける２層のチーズケーキが、下地のしっかりとしたビスケット生地のスティックタイプで、片手で楽しめるワンハンドスイーツとなっています。

 

２層になったチーズケーキで、上の層のチーズスフレはフレッシュな味わいが特徴の北海道産クリームチーズにメレンゲを合わせることでふんわり軽めに仕上げ、下の層のチーズムースはクリーミーさが特徴のオーストラリア産クリームチーズを使用。隠し味にレモンを使い、酸味を感じられる仕立てになっています。

 

チーズ好きとして、（２６１キロカロリー）おいしくいただきましたが、やや甘めの味わいが気にならないこともないですが、スイーツ商品ですからねぇ。

＜新田たつお＞の名作ヤクザ漫画を、＜伊藤健太郎＞主演で実写映画化した「静かなるドン」シリーズ第２弾『静かなるドン２前編』の後編『静かなるドン2 後編』が、２０２４年９月２７日より公開されます。

 

昼は堅気のデザイナー、夜はヤクザの新鮮組総長という２つの顔を持つ「近藤静也」です。敵対していた鬼州組の６代目組長「海腐」から意外にも和平を提案されたことをきっかけに、絶好調だった「静也」の日常と新鮮組の存続が脅かされることになります。

 

主人公「近藤静也」役の＜伊藤健太郎＞、静也の世話役「猪首」役の＜本宮泰風＞らおなじみのキャストが出演するほか、鬼州組の６代目組長「海腐」を＜渡辺いっけい＞、静也の命を狙う謎の殺し屋「Ｍｒ．Ｊ」を「日本統一」シリーズの＜山口祥行＞、物語の鍵を握るヒロイン「彩子」を『ナミビアの砂漠』の＜新谷ゆづみ＞、静也に憧れる青年「航」をダンスボーカルユニット「M!LK」の＜山中柔太朗＞がそれぞれ演じています。

 

シリーズ第１作『静かなるドン　前編／後編』で監督・脚本を担当した＜山口健人＞が脚本・総合監修を手がけ、『女囚霊』の＜鳴瀬聖人＞が監督を務めています。ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」が主題歌を担当しています。

お昼ご飯として、【すき家】の「タンドリーチキンカレー」を再度購入と出向きましたが、残念ながらすでに販売が終了ということでした。

 

仕方ありませんので、新商品らしい「月見旨辛すきやき牛丼」（６９０円）に変更しました。

 

名称通り「牛丼」に、にんにくや生姜の風味と唐辛子の辛さが食欲をかき立てるすき家特製辛旨ダレを絡めた野菜（白菜、人参、青ねぎ）、しらたき、大ぶりな焼き豆腐を、トッピングしています。

 

味わい的には、牛丼に＜キムチ＞がトッピングされたといった感じで、「すき焼き」の味わいがありませんでした。「月見すきやき牛丼」のほうが、「すき焼き」感がありそうな気がしますが、再度購入して比べようとは思わない味わいでした。

２２日（日本時間２３日）、オークランドコロシアムにて「アスレチックスーヤンキース」戦が行われ、ヤンキースが「７－４」で勝っています。

 

ヤンキースの＜アーロン・ジャッジ＞が、２試合連続の５５号本塁打を放っています。

 

敵地でのアスレチックス戦に「３番中堅」で出場。「２－２」の３回１死走者なしで先発右腕＜エステス＞に対し、フルカウントからの６球目シンカーをセンターバックスクリーンに運ぶ勝ち越しのソロ本塁打でした。８月下旬から自己最長の１６試合連続ノーアーチを記録しましたが、９月１３日以降は９試合で４本目と調子を上げています。

 

本塁打王争いは、この日５３号を放った＜大谷翔平＞（ドジャース）に２本差をつけ両リーグトップ。ア・リーグでは２位の＜サンタンダー＞（オリオールズ）に１２本差をつけトップを独走しています。残りは＜大谷翔平＞と同じ６試合で、２０２２年に自身が記録したア・リーグ最多本塁打６２まではあと７となっています。

いつも通り＜１３：００＞からの「ＮＨＫ－ＢＳ」での映画番組を確認していましたら、祝日にもかかわらず、映画の放送がなく＜１２：００～１３：４０＞には『チアリーディング日本選手権大会 2024 〜JAPAN CUP〜』の番組になっていました。

 

「笑顔の真剣勝負」チアリーディングの日本一を決める日本選手権大会として、９月１日に国立代々木競技場第一体育館（東京）で行われました自由演技競技決勝の模様が放送されます。

 

チアリーディングは２分３０秒で他者を応援し会場を盛り上げる「敵のいないスポーツ」です。

 

近年では小学生の習い事としても広まりを見せ、競技全体が目覚ましいレベルアップを遂げています。今年の日本選手権大会（ＪＡＰＡＮ　ＣＵＰ）決勝大会は、コロナ禍の影響をようやく脱し存分に練習を積んだチームが完成度の高い演技となっています。

 

番組前半は中学校・高等学校部門、後半は小学校・社会人・大学部門の熱戦が楽しめます。

２２日（日本時間２３日５：１０）、ドジャースタジアムにて「ドジャース－ロッキーズ」１０回戦が行なわれ、ドジャースは９回裏、＜大谷翔平＞の同点本塁打で追いつくと続く＜ムーキー・ベッツ＞が１９号を放ち「６－５」のサヨナラ勝ちをしています。

 

ドジャース＜大谷翔平＞が「１番・指名打者（ＤＨ）」で出場、９回の第５打席２試合ぶりの５３号同点ソロ本塁打を右腕＜ハルボーセン＞から中堅右に放っています。３回と７回には盗塁を決め「５３本塁打＆５５盗塁」としています。

 

この試合で２得点を挙げ、今シーズン１２８得点とし、＜イチロー＞が持つ日本選手のシーズン最多記録１２７得点を２３年ぶりに更新しました。
また、２００１年に＜イチロー＞が記録しました「日本人選手最多盗塁５６」まであと１つに迫っています。残り６試合でどこまで記録を伸ばせるかに目が離せません。

 

この日の＜大谷翔平＞は、左前安打・右前安打・一ゴロ・右前安打・本塁打の５打数４安打１打点（今季：１２３打点）２盗塁で、打率を３割にのせ「・３０１」としています。

２２日（日本時間２３日）、米カリフォルニア州サンディエゴのペトコパークにて「パドレス―ホワイトソックス」３回戦が行われています。

 

パドレスの＜ダルビッシュ有＞が本拠でのホワイトソックス戦に先発。３回にこの試合６個目の三振を奪い、日本人初のメジャー通算２０００奪三振に到達しています。

 

初回に２三振、２回も１三振を奪って迎えた３回、まずは７番＜フレッチャー＞を空振り三振に仕留めます。続く８番＜リー＞には左越えに先制ソロ本塁打を打たれましたが、続く９番＜アマヤ＞も三振に。その後、２死二塁としましたが、２番＜ロベルト＞を見逃し三振に切り捨て、この回までに６奪三振。日本人投手前人未踏のメジャー通算２０００奪三振を達成しています。

 

前回登板のアストロズ戦で今季６勝目をマーク。日米通算２０２勝目でしたが、この試合で＜黒田博樹＞（ドジャース、ヤンキース）の持つ日本人投手最多の２０３勝に並ぶことはできませんでした。

朝食としていただいたのは、スーパー【イオン】の「クリームチーズとレーズン＆クランベリーのフランスパン（４枚入り）」です。

 

以前にも【イオン】では、【フランソア】の「クリームチーズと果実フランス」という商品がありましたが、【イオン】の〈トップバリュ〉ブランドとして取り込んだのでしょうか？　ちなみに製造は〈フランソア長崎工場〉です。

 

内容としてはとしては、名称そのままで、フランスパン生地の中に＜クリームチーズ・レーズン・糖漬けクランベリー＞を練り込んで焼かれています。

 

それぞれの素材の味がたっぷりと楽しめ、おいしくいただきました。

２２日１８：００，観客数４万２６３５人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」２４回戦が行われ、阪神が「１－０」で勝ち、首位巨人とのゲーム差を「１」としています。巨人のマジックは「6」のままです。

 

先発＜才木浩人＞が、再三のピンチで気迫の投球を見せました。初回、先頭の＜丸＞にいきなり右翼へ二塁打を許すも、続く＜浅野＞の犠打を阻止して併殺。２回も先頭の＜岡本和＞、＜長野＞と連打を浴びましたが、後続３人を打ち取っています。

 

２２日、大相撲秋場所が、東京・両国国技館で千秋楽（１５日目）を迎え終えています。

 

幕内優勝は、西関脇の＜大の里＞が、＜阿炎＞に「引き落とし」で負けていますが、１３勝２敗で２度目の優勝を挙げ、大関昇進を確実にしています。

 

そして、この日６５歳の誕生日を迎え千秋楽をもって定年退職するのが、結びの一番だけを裁いている＜第３８代木村庄之助＞（６４・高田川・本名：今岡英樹）です。

 

島根県出雲市出身として、１９７５年４月に高田川部屋に１５歳で入門し。同年夏場所、＜木村秀樹＞の名で初土俵を踏んでいます。＜木村和一郎＞だった２００５年秋場所から幕内格となり、２０１２年初場所で第１１代＜式守勘太夫＞を襲名。２０１３年夏場所から三役格。

 

２０１９年初場所から立行司に昇進し、＜第４１代式守伊之助＞となりました。２０２４年初場所には行司最高位である＜第３８代木村庄之助＞に昇進。約半世紀にわたる行司人生を、「大関：琴櫻ー大関：豊昇龍」戦の結びの一番で終えています。長い間、お疲れさまでした。