世界に知られるイギリスの歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの人気演目を映像収録し、映画館で上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20」の1作『眠れる森の美女』が、2020年6月19日より全国で公開されます。
『眠れる森の美女』は、<チャイコフスキー>作曲による古典バレエで、1890年にサンクトペテルブルクで初演されました。日本人のファーストソリスト<金子扶生>が「オーロラ姫」に抜てきされ、<マリウス・プティパ>が振付を行った『眠れる森の美女』(202分)を収録。
16歳の「オーロラ姫」は、邪悪な妖精「カラボス」によってかけられた呪いをきっかけに、深い眠りに落ちます。「オーロラ」を目覚めさせることができるのは、王子のキスのみ。それから100年後、狩りに出かけた「フロリムント王子」は、深い森の中に隠れた城で、眠り続ける姫を見つけます。
本日6月15日、第39回藤本賞が発表され『新聞記者』を手がけたプロデューサー<河村光庸>(70)が藤本賞に輝いています。
映画演劇文化協会が主催する「藤本賞」は、日本で唯一映画製作者を中心に表彰される賞です。『新聞記者』の授賞理由は、「実在の新聞記者のノンフィクションを原案に、現在進行系の政治やメディアを巡る事件を題材にした骨太な企画を、配役も含め商業的なサスペンス要素を加えて成立させ、近年なかった社会派作品として高い評価を得、ロングラン上映を可能にするほどの大きな反響を呼んだ力強い話題作を製作した功績に対して」と講評されています。
<シム・ウンギョン>(26)と<松坂桃李>(31)が共演し、<藤井道人>(33)が監督を務めた本作は、国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者「吉岡エリカ」と、政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚「杉原拓海」の姿を描く政治サスペンスです。第43回日本アカデミー賞 で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)、最優秀主演男優賞(松坂桃李)の3冠に輝いたほか、<河村光庸>は、2019年度新藤兼人賞 のプロデューサー賞にも選ばれています。
また、特別賞は 『キングダム』 (監督:佐藤信介)のプロデューサーである<松橋真三>、<村田千恵子>、<稗田晋>、<森亮介>、<北島直明>が受賞しました。本格的な中国ロケを行い、迫力の映像とアクションで、<原泰久>の同名コミックを映画化。2019年の日本映画実写第1位となる400万人超えの動員を記録したことが授賞理由として挙げられています。
奨励賞には 『蜜蜂と遠雷』 (監督:石川慶)の製作に対し、<佐藤善宏>、<石黒裕亮>、<加倉井誠人>を選出。<松岡茉優>、<松坂桃李>、<森崎ウィン>、<鈴鹿央士>らの迫真の演技による演奏場面を中心に描き、原作者<恩田陸>が映像化不可能と評した題材を、多くの観客を集める娯楽作として製作したことが決め手となりました。
『15年後のラブソング』 (2018年・監督:ジェシー・ベレッツ)の<イーサン・ホーク>(49)が主演を務めた原題『Adopt a Highway』が邦題『ハイウェイの彼方に』として、7月8日よりデジタル配信されます。
本作『ハイウェイの彼方に』は、マリファナ所持の罪を重ねたため、20年もの実刑を受け出所したばかりの男「ラス」(イーサン・ホーク)を主人公とする作品。皿洗いの仕事をしているファストフード店のゴミ捨て場で赤ん坊を見つけた「ラス」が、赤ん坊を育てることで人生をやり直そうとするさまが描かれます。
俳優としても活動する<ローガン・マーシャル=グリーン>(43)が、監督と脚本を担当。製作には<マーシャル=グリーン>と 『アップグレード』 (2018年・監督:リー・ワネル)でタッグを組んだ<ジェイソン・ブラム>も参加しています。
キャストには『トワイライト』シリーズの<クリストファー・ハイアーダール>、『ファミリー・ゲーム/双子の天使』(1999年・監督:ナンシー・マイヤーズ)の<エレイン・ヘンドリックス>、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年・監督: ジェームズ・ガン)の<クリス・サリヴァン>のほか、<アン=マリー・ジョンソン>、<ベッティ・ガブリエル>、<モー・マクレー>も名を連ねています。
新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた人気アニメ『ポケットモンスター』の完全新作映画『劇場版ポケットモンスター ココ』が、今冬に公開されることが、15日発売の『月刊コロコロコミック』(小学館)7月号で発表されています。ポケモン映画の冬の公開は毎年7月公開が定番として、第1作目の『ミュウツーの逆襲』(1998年7月18日公開)より20年以上の歴史の中で初めてとなります。
今作は7月10日に公開予定でしたたが、新型コロナウイルスの感染拡大状況から、 5月13日に公式サイトで延期することが発表 され、近日公開とされていました。
『劇場版ポケットモンスター ココ』は、アニメ『ポケモン』シリーズ『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019年7月12日公開) に次ぐ23作目となる完全新作で、ジャングルを舞台に主人公「サトシ」と「ピカチュウ」が、幻のポケモン「ザルード」に育てられた謎の≪ニンゲン≫「ココ」と出会う物語です。
今までポケモン映画で描かれてきたのは、トレーナーである人間とポケモンとの絆の物語だったが、本作では、なぜ「ココ」はポケモンとして育ったのか、そしてザルードはどうしてココを育てたのかと“ポケモンが人間を育てる”という新しいカタチの絆を描いています。
『リトル・ダンサー』(2000年・監督:スティーブン・ダルドリー)・ 『ロケットマン』(2019年・監督:デクスター・フレッチャー)の<ジェイミー・ベル>と、『アベンジャーズ』シリーズの<フランク・グリロ>が共演した『デスマッチ 檻の中の拳闘』が、特集上映「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」の1本として2020年6月19日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開されます。
本作は、2人の男が底辺の生活から抜け出すため、拳だけで闘う檻の中のデスマッチで賞金10万ドルに挑む物語です。家庭を持ちながらも、仕事を失い貧困にあえぐ元海兵隊員「アール」を<ジェイミー・ベル>が演じ、妹「デリア」を暴力で支配しながら麻薬を売りさばいて生活する「アンガス」に<フランク・グリロ>が扮しています。また 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年・監督:クエンティン・タランティーノ)の<マーガレット・クアリー>が「デリア」を演じ、『アイアンマン3』 の<ジェームズ・バッジ・デール>も出演しています。
監督は「Dark Night(原題)」の<ティム・サットン>が務めました。『暁に祈れ』(2018年・監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール)の<ダヴィド・ウンガロ>が撮影を担当し、『ドライヴ』(2011年・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)や第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされた『セッション』(2014年)の<デヴィッド・ランカスター>がプロデューサーとして参加しています。
2018年に開催されたオースティン・ファンタスティック・フェストでは最優秀作品賞に輝いている作品です。
新鋭<ジム・カミングス>が監督、脚本、編集、音楽を担当して主演も務め、2016年のサンダンス映画祭でグランプリを受賞した短編を自身のメガホンで長編映画化した『サンダーロード』が、2020年6月19日より全国で公開されます。
『週刊新潮』6月18日号の『スクリーン』コラムで映画ジャーナリスト<グレゴリー・スター>氏は「85点」の評価を付けていました。
私生活では妻と別居し、仕事でもトラブルが続く、テキサス州の警官「ジム・アルノー」ですが、最愛の母親が亡くした「ジム」は葬儀で母が好きだった「ブルース・スプリングスティーン」の『涙のサンダーロード』に合わせて踊ろうとしますが、ラジカセの故障により音楽が流れず、涙ながらに無音の中でダンスを踊ります。
それはバレエ教室を主宰していた母への息子からの思いを込めた踊りでしたが、後日、小学4年生のひとり娘「クリスタル」(ケンダル・ファー)の親権をめぐる調停で、母の葬儀で踊る映像が奇行の証拠として提出されてしまいます。腹を立てた「ジム」は相棒の黒人警官「ネイト」(ニカン・ロビンソン)に八つ当たりし、警官を解雇されてしまいます。
渡り鳥と少年の奇跡の旅を描いたフランス・ノルウェー合作映画『グランド・ジャーニー』の公開日が7月23日(木・祝)に決定、予告編が公開されています。
本作は、世界的ベストセラー『アルプスの村の犬の少年』(1965年・著者:セシル・オーブリー)を実写映画化した『ベル&セバスチャン』(2015年)で映画監督として高く評価され、自身も冒険家である<ニコラ・ヴァニエ。の最新作です。
エミー賞を受賞したBBCドキュメンタリーシリーズ『アースフライト 大空の冒険者たち』(2011-2012年)や映画『WATARIDORI」(2003年)の制作にも関わった活動家<クリスチャン・ムレク>の実話をベースに創作され、絶滅危惧種の渡り鳥を救うため、ノルウェーからフランスまで超軽量飛行機を使って安全な渡りのルートを飛行するという驚くべき挑戦に挑む父と子の奇跡の旅を描いています。
ベテラン俳優の<渡辺いっけい>(57)が映画初主演を務め、引きこもりの青年と父親の関係を描いた<大山晃一郎>(34)の長編映画初監督作品『いつくしみふかき』が、2020年6月19日より全国で公開されます。
「劇団チキンハート」主宰の俳優<遠山雄>(36)が、自身の知人をモデルに、実話をもとに生み出した物語で、<遠山>自身がモデルとなった知人にあたる引きこもりの青年「進一」役で出演。<渡辺いっけい>はその父親である「広志」を演じています。
30年前、「進一」の父「広志」は妻の「加代子」(平栗あつみ)が出産中に、「加代子」の実家に盗みに入り、「進一」の叔父にあたる牧師の「源一郎」にとがめられ、悪魔として村を追い出されていました。そして30年が過ぎた現在、母に甘やかされて育った「進一」は、どんな仕事も長続きせず、ひとりでは何もできない男になっていました。そんなある日、村で連続空き巣事件が起こり、村の人々から悪魔の子である「進一」が犯人だと決めつけられてしまいます。
本作品は、ポスター上部に多くの受章マークが並んでいますが、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019「ゆうばりファンタランド大賞」・/ファンタジア国際映画祭2019(カナダ)「ファーストフューチャーコンペティション入選」・/第五回新人監督映画祭「観客賞」・ 第五回富士湖畔の映画祭「作品賞」・「監督賞」・「最優秀助演俳優賞」(遠山雄) /門真国際映画祭2019「最優秀ケータリング賞」・「最優秀監督賞」・「観客賞」・「最優秀助演女優賞」(平栗あつみ) /第12回オホーツク網走映画祭/北斗七星賞Big Dipper award(グランプリ)/日本芸術センター 第11回映像グランプリ「グランプリ」を受賞しています。
監督<マッツ・ブリュガー> 調査員<ヨーラン・ビョークダール>
ドキュメンタリー映画『誰がハマーショルドを殺したか』の公開日が、2020年7月18日に決定され、東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されますが、予告編が解禁されています。
第2代国連事務総長<ダグ・ハマーショルド>が、飛行機事故で死を遂げました、1961年の国連チャーター機墜落事故の真相に迫る本作。暗殺説がありながらも詳しく調べられていなかった事故にまつわる真実を追う調査員<ヨーラン・ビョークダール>に、監督の<マッツ・ブリュガー>が同行しました。
予告編は墜落事故を伝える<ケネディ>大統領のモノクロ映像からスタート。そして<ビョークダール>らが事件を解明しようと努めるも難航するさまや、<ブリュガー>が謎の組織“サイマー”の調査にのめり込む姿が映し出され、「カメラを消して」という言葉で締めくくられています。
北朝鮮で撮影した『ザ・レッド・チャペル』(2009年)で第26回サンダンス映画祭審査員賞を受賞、その後も、アフリカの政治汚職に切り込んだ『アンバサダー』(2011年)と、常に潜入捜査で政治的秘密を暴いてきた監督<マッツ・ブリュガー>渾身の取材ルポをまとめた衝撃の陰謀ドキュメンタリーがいよいよ公開されます。。
<浜辺美波>(画像:Instagram)
女優<浜辺美波>(19)が、昨日6月12日にInstagramを開設しています。開設から3時間で、すでにフォロワーが29万人を超えています。
12日夕方、公式Twitterアカウントで「今夜あれをはじめようと思っています!! いきなりですが!!」と告知していました。そして20時頃に、Instagramアカウントに写真を初投稿しています。またTwitterでは「インスタは、自由にまったりあげていきたいと思ってます 今まで撮ってたプライベートの写真とかあげれたらなあとか」とコメントしています。
なお<浜辺美波>が出演する実写版 『思い、思われ、ふり、ふられ』 (監督:三木孝浩)は、2020年8月14日、『約束のネバーランド』 (監督:平川雄一朗) は、2020年12月18日に公開。ゲスト声優を務めた劇場アニメ 『名探偵コナン 緋色の弾丸』 (監督:永岡智佳)は、2021年4月に封切られる予定です。
また<浜辺美波>と<横浜流星>がダブル主演を務める<安藤なつみ>原作の漫画『私たちはどうかしている』(講談社『BE・LOVE』連載中)のドラマ化『私たちはどうかしている』は、今夏に日本テレビ系で放送されます。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ