『抗う者たち』＠＜栗本健太郎＞監督

『遺品整理　広島屋』の＜栗本健太郎＞監督が、死神にもう一度だけ生きる機会を与えられ、過去をやり直すのではなく、過去に抗うことを選択した男の姿を描いた『抗う者たち』が、２０２５年８月１５日より公開されます。

ある時、自身の身に思いもしていなかった「死」が訪れた「広瀬泰造」は、暗闇の中に現れた死神に、「生き返る道がある」と告げられます。「泰造」が再び目を覚ますと、そこは２年前のある日、亡き姉の家でした。姪たちとともに姉の遺品を整理する中で、「泰造」の失われた記憶も徐々によみがえってきます。

そんな折、「泰造」は、姪である「前田真唯」の先輩「上坂未来」が、裏社会の男たちに追われ、彼女自身の命にも限りがあるということを知ります。失踪した恋人の行方を追う「未来」を、「泰造」は「真唯」と協力して匿うことを決めます。そんな「泰造」の前に再び死神が現れ、「天国へ行くためには、まだ果たすべきことがある」と告げるのでした。

＜北野武＞監督の『3-4X10月』でも共演した＜ダンカン＞と＜柳憂怜＞が再共演。＜栗本健太郎＞監督の前作『遺品整理　広島屋』に続き、主人公の「広瀬泰造」役を演じた＜ダンカン＞が主演を務め、＜柳憂怜＞が泰造の前に現れる「死神」役を演じ、「上坂未来」に＜土屋愛貴＞、「竹之内将」に＜暉二神光＞、「広瀬和哉」に＜天野裕和＞、「前田真唯」に＜御寺ゆき＞、「前田萌絵」に＜楠木里愛菜＞、「前田那美」に＜佐月楓＞、「貝塚夏樹」に＜小池惟紀＞、「荒木京一」に＜原田祐作＞、「比良坂涼」に＜さいねい龍二＞が扮しています。