8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」
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8日
気候変動対策に積極的な企業がつくる団体「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」(JCLP)は、8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として、日本記念日協会に登録しました。毎年のように続く猛暑を気候変動の問題ととらえ、「自分ごと」として考えるきっかけにしてもらいたいとしています。
日本の6~8月の平均気温は2023、2024年と、2年連続で観測史上1位を記録しています。今年も6、7月と、それぞれの月の平均気温を大幅に上回り、過去最高となりました。6月中旬の異常高温や、7月下旬の猛暑は「気候変動の影響がなければ起こりえなかった」との分析結果が発表されています。
気象庁などの報告書によりますと、夏の平均気温は100年あたり「1.31度」上昇しているなど、日本では世界平均の2倍弱の速さで温暖化が進んでいるといいいます。
ロゴマークには、8月8日の「8」を横に倒すと無限大を示す記号~infinity~に似ています。今は、気候変動による気温上昇に歯止めがかかっていない状態(無限)ですが、この状況を断ち切る意思を込めて、無限大がグラデーションで薄くなっていく様子をデザインされています。