SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024の国内コンペティション長編部門で観客賞に輝いた映画『雨花蓮歌(うくわれんが)』が、2025年10月25日より全国で順次公開されます。
在日コリアンである<朴正一>が、自身のルーツやさまざまな国籍の若者の声をもとに制作しています。大学生の「ハルミ」は、友人のさりげない言葉や、家族関係に悩まされていました。「ハルミ」の姉「レイコ」は結婚を考えていますが、在日コリアン2世の母に反対されています。彼女たちは次第に、周囲の人々と衝突し始めるのでした。
<山﨑悠稀>が「ハルミ」、<齊藤由衣>が「レイコ」、<林光哲>がレイコの恋人「シゲル」を演じ、<大藤喜美子>、<川合智>、<目黒天音>、<竹内しのぶ>がキャストに名を連ねています。<高橋優作>が<朴正一>とともに脚本を手がけています。
<朴正一>監督はSKIPシティ国際Dシネマ映画で2020年に『ムイト・プラゼール』で短編部門の観客賞を受賞。同作にも出演した<山﨑悠稀>が、主人公「ハルミ」を丁寧に演じています。今作が初長編監督作品になります。