医薬品の関税「250%」
8月
6日
5日、<トランプ米大統領>は米CNBCテレビで、医薬品に対する関税を段階的に引き上げ、「250%」にする考えを示しました。医薬品を米国内で製造してほしいと述べ「当初は少額の関税を課し、150%、250%に引き上げる」と話しています。
米中貿易協議で合意すれば中国の<習近平国家主席>との対面会談を「年内に実施するだろう」と述べています。
関税は輸入側が支払うのが通常で、高関税を課せば医薬品の米国内での価格が上昇する可能性があります。<トランプ米大統領>は7月末、米国で医薬品事業を展開する17社に書簡を送り、世界で最も安い水準に価格を抑えることを要求していました。他に半導体の追加関税を近く発表することも明らかにしています。
中国との貿易協議については「合意に非常に近づいている」と述べています。<習近平国家主席>との首脳会談は「中国側が実施を呼びかけた」とはなしています。
利下げに踏み切らない米連邦準備制度理事会(FRB)の<パウエル議長>を「遅過ぎる」と改めて批判しています。後任として取り沙汰されていました<ベッセント財務長官>を候補に指名しない方針も示しています。