4日早朝の東京外国為替市場で、円相場が急伸しています。8時30分時点は「1ドル=147円32〜34銭」と前週末17時時点と比べて3円21銭の円高・ドル安でした。
7時すぎには「1ドル=147円06」銭近辺まで買われる場面もありました。7月の米雇用統計をきっかけに米景気懸念が台頭。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ再開が意識され、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが活発となっていいます。
(FRB)は1日、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策決定の投票に参加していなかった
<クグラー理事>が8日付で退任すると発表しています。(FRB)に金利引き下げを求める<トランプ米大統領>が後任として息のかかった利下げを主張する人を選ぶとの思惑が強まったのも円相場を押し上げています。