日経平均株価(7月2日)終値3万9762円48銭
7月
2日
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比392円61銭(0.98%)安の3万9593円72銭でした。
半導体関連株やゲーム株など足元で堅調さが際立っていた銘柄に利益確定の売りが出て、日経平均の下げ幅は一時500円を超えています。
日経平均は6月末までの5営業日で2100円あまり上昇し、4万円台まで急ピッチで水準を切り上げてきました。この局面で上昇していたアドテストや任天堂などにきょうはスピード調整の売りが出ました。
一方、不動産や空運、陸運などには買いが入っています。1日に新しい経営ビジョンを示したJR東日本が大幅高となりました。
<トランプ米大統領>が対日関税交渉に関して合意に懐疑的な見方を示し、関税の引き上げを示唆したことも日本株の重荷でした。トランプ氏は1日、日本との関税交渉について「合意が実現できるか疑わしい」と述べ、「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と話しています。マツダや日産自などが軟調に推移しています。
終値は続落し、前日比223円85銭(0.56%)安の3万9762円48銭で終えています。