28日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比194円75銭(0.52%)高の3万7918円86銭でした。
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発し、3連休前の前週末比740ドル高で終えています。
欧州連合(EU)の貿易摩擦の緩和を好感した買いが入りました。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が(3%高)となるなど、ハイテク株の上昇が目立ち、東京市場でもアドテストや東エレクに買いがはいりました。
28日午前の東京外国為替市場で円相場は一時「1ドル=144円台後半」まで下落でした。円安・ドル高の進行を受けて、自動車や機械といった輸出関連株が買われています。
買い一巡後は伸び悩んでいます。米国の各国に対する関税率は当初より低くなったとしてもなくなるわけではなく、世界経済の減速懸念は拭えない雰囲気です。
終値は4営業日ぶりに反落し、前日比1円71銭(0.0045%)安の3万7722円40銭で終えています。