日経平均株価(5月26日)終値3万7531円53銭
5月
26日
26日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比168円75銭(0.45%)高の3万7329円22銭でした。欧州連合(EU)の<フォンデアライエン欧州委員長>と<トランプ米大統領>は、25日に電話協議しました。米国が6月1日に予定する(EU)への(50%関税)の発動を、<トランプ米大統領>は7月9日まで延期すると表明。これを受けて、日本時間26日午前の取引で米株価指数先物が上昇し、投資家心理の安心感につながりました。
<トランプ米大統領>は協議後、自身のSNSで「フォンデアライエン氏から電話を受けた」としたうえで、7月9日まで発動を延期することに「同意する」と記しています。前週末23日の米株式市場では、<トランプ米大統領>が(EU)に対して6月1日から(50%)の関税をかけると表明し、主要株価3指数が下落していました。延期を受けて、日本時間26日午前の取引では主要なハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」など米株価指数先物が上昇し、東京市場では東エレクやアドテストなど半導体関連株を中心に買われています。
買い一巡後の上値は重く、戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが出て、伸び悩んでいます。外国為替市場で円相場が対ドルで強含んだことも重荷となりました。
終値は、前週末比371円06銭(1・00%)高の3万7531円53銭で終えています。