日経平均株価(5月20日)終値3万7529円49銭
5月
20日
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比192円93銭(0.51%)高の3万7691円56銭でした。
19日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体や自動車など幅広い銘柄に買いが先行しました。買い一巡後は利益確定や戻り待ちの売り圧力が強まり、上げ幅を縮小しています。
格付け会社ムーディーズ・レーティングスが16日夕、米国債の長期信用格付けを引き下げたことで、週明けの米株式市場ではリスク回避の売りが先行でしたが、米長期金利の上昇が一時的な動きにとどまり、低下に転じたことをきっかけに、株式市場でも次第に押し目買いの動きが優勢となりました。米株高を受けて、東京市場でもアドテストや東エレクのほか、トヨタやソニーGなど時価総額の大きい主力株が買われています。
外国為替市場で円相場が対ドルで「1ドル=145円台前半」まで上昇した場面では、円安に歩調を合わせた海外短期筋の日経平均先物への買いが相場全体を押し上げています。もっとも、米関税を巡る不透明要因が残るなか、節目の3万8000円に近づく場面では売り圧力が強まり、日経平均は次第に伸び悩んでいます。
終値は5瑛業日ぶりに反発し、前日比30円86銭(0.08%)高の3万7529円49銭で終えています。