22日、米電気自動車(EV)大手テスラが発表しました2025年1~3月期決算は、売上高が前年同期比9%減の193億3500万ドル(約2兆7000億円)、純利益が71%減の4億900万ドルでした。
欧米で<イーロン・マスク>最高経営責任者(CEO)への反発を背景とした不買運動が拡大し、販売台数が急減したことが響いています。
<トランプ米大統領>の「政府効率化省(DOGE)」を務める<イーロン・マスク>が、欧州の極右政党への支持を表明したり、米政府職員の解雇を強引に進めたりしたことに批判が広がりました。
また、(EV)需要の鈍化、中国市場での現地メーカーとの競争激化を背景に1~3月期の世界販売台数は、前年同期と比べ13%減の33万6681台と、約3年ぶりの低水準でした。
(EV)市場全体は成長しており、消費者のテスラを忌避する姿勢が明確になっています。