「1ドル=147円41銭~147円42銭」
3月
10日
10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇しています。9時時点は「1ドル=147円41〜42銭」と前週末17時時点と比べて26銭の円高・ドル安でした。7日発表の2月の米雇用統計が米労働市場の減速を示し、円買い・ドル売りが入っています。
上値は今のところ重く、10日8時半発表の1月の毎月勤労統計で実質賃金の伸び3カ月カ月ぶりにマイナスとなり、持ち高整理の円売り・ドル買いが増えました。
7日発表の2月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の前月比増加幅が「15万1000人」と、市場予想を下回りました。失業率は(4.1%)と1月(4.0%)から悪化し、横ばいの予想だった市場予想を上回りました。事前に雇用減速の可能性に身構えていた投資家が多かったものの、それでもドル売りが進んでいます。
1月の毎月勤労統計では物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比で(1.8%減)と3カ月ぶりのマイナスでした。物価の上昇が実質賃金の伸びを上回ったことで、日銀の追加利上げ観測がやや後退し、円売り・ドル買いにつながっています。
投稿日 2025-03-10 10:04
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2025-03-10 10:37
ワオ!と言っているユーザー