<郵便切手>(158)ニホンジカ「20円切手」
3月
8日
普通切手のデザインの統一性を図るため、新たなデザインの普通切手(12 券種)を 2015(平成 27)年 2 月 2 日に発行しています。
額面「20円切手」の普通切手として「ニホンジカ」が採用されています。グラビア3色刷り、切手デザイナー<星山理佳>の意匠です。
「ニホンジカ」は、哺乳綱偶蹄目シカ科シカ属に分類され、北東アジアからインドシナ半島にかけて広く分布しますが、大陸の分布地は細切れで絶滅した個体群も多いようです。ベトナム、台湾、朝鮮半島の野生個体群は絶滅したと考えられています。ロシア極東、中国内陸部および南部に点々と分布地がありますが、まとまった面積で分布しているのは日本列島のみです。
日本では北海道から本州、四国および九州に分布。また周辺の島にも分布しています。日本列島に生息する「ニホンジカ」は、形態と分布によってエゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲシカ、ヤクシカ、ケラマジカの6亜種に分類にされることが比較的広く認知されています。