3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比424円52銭(1.14%)高の3万7580円02銭でした。 前週末2月28日に日経平均株価は1100円安で終えており、週明けの東京市場では自律反発狙いの買いが優勢となりました。自動車など幅広い銘柄が上昇しています。 前週末2月28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前の日と比べて601ドル高でした。米長期金利の低下を受け、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も上昇でした。米半導体大手エヌビディアの反発も投資家心理の支えとなりました。 きょう午前の東京市場ではトヨタやホンダなど主力株に買いが入りました。米国とウクライナの首脳会談の決裂を受けて地政学リスクの高まりが意識され、三菱重や川重、IHIの重工3社の上昇が目立っています。 終値は、前週末比629円97銭(1.70%)高の3万7785円47銭で終えています。