2024年の出生数は72万人@厚生労働省
2月
28日
27日、厚生労働省が発表しました2024年の出生数は、72万人ほどで9年連続で過去最少となりました。死亡数が出生数を上回る人口の「自然減」の状態は18年連続で続いています。
外国人も含んだ2024年の人口動態統計の速報値によりますと、2024年の出生数は72万988人で9年連続で過去最少となりました。
一方、死亡数は4年連続で増加し161万8684人となり過去最多でした。出生数と死亡数の差は89万7696人で過去最大の減少幅でした。18年連続で死亡数が出生数を上回る人口の「自然減」の状態が続いています。
また、婚姻件数は49万9999組で2023年から1万718組が増加したものの、戦後2番目の少なさとなりました。
厚生労動省は出生数の減少について、若年人口などの減少や晩婚化・晩産化といった中長期的な減少傾向にあると考えていて、近年は新型コロナウイルスの影響もあったとみられる、としています。