18日、ニューヨーク連銀が朝方発表しました2月のニューヨーク州製造業業況指数(ニューヨーク州の製造業企業200社を対象に業況を調査し、経済の現状と将来の見通しを示します)は、「プラス5.7」と、前月の(マイナス12.6)から大きく上昇し、予想は(マイナス1.0)も上回りました。指数はゼロを上回ると拡大を示します。
米金融・債券市場では、国債利回りが上昇でした。米経済の力強さを示す新たな経済指標の発表を受け、連邦準備理事会(FRB)は利下げを進めるにあたり難しい舵取りを迫られるとの見方が出ています。
ニューヨーク州製造業業況指数は、(FRB)が1月の会合で金利据え置きを決定した時点と比べても、米経済が一段と良好な状態にあるとの見方が裏付けられたとの見方を示しています。
17日の米金融市場は〈プレジデンツデー〉の祝日のため休場。今週のように祝日がある週は取引量が少なくなる傾向があり、それほど重要でない経済指標にも相場が反応することもあります。