「1ドル=152円81銭~152円83銭」
2月
14日
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反発し、前日比1円60銭円高・ドル安の「1ドル=152円75〜85銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=152円70銭」、安値は「1ドル=154円04銭」でした。
米債券市場で長期金利が低下しました。日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢でした。
13日発表の1月の米卸売物価指数(PPI)の前月比の上昇率は(0.4%)と市場予想(0.3%)を上回りました。ただ、医療関連など一部の項目が下落し、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の1月分の伸びが大幅に強まるとの懸念が後退しています。(PPI)を受け米長期金利は低下しています。
<トランプ米大統領>は13日午後、貿易相手国と互いに同水準の関税を課す「相互関税」の導入を指示する覚書に署名しています。すぐに関税を課さず、米国のインフレが再加速するとの過度な警戒が薄れて円買い・ドル売りにつながりました。