2025年の世界全体の実質成長率「3.3%」@国際通貨基金
1月
18日
17日、国際通貨基金(IMF)は世界経済見通しで、2025年の世界全体の実質成長率を「3.3%」と公表しています、
2024年10月時点から(0.1ポイント)上方修正しました。想定を上回る米経済の好調さを反映しています。日本の2025年成長率は(1.1%)で据え置いています。<トランプ次期米大統領>の経済政策による影響は考慮していないようです。
<トランプ次期米大統領>が減税延長などの政策を実行すれば、短期的に米経済がさらに伸びて他国との差が広がると指摘。中期的には関税強化で「世界全体が下振れする可能性がある」とも分析しています。
世界全体の2026年も(3.3%)としています。2000~2019年の平均(3.7%)を下回るものの「低調ではあるが、安定を維持する」と評価しました。日本は(0.8%)に落ち込むとの見方を維持しています。
米国の2025年成長率は(2.7%)で、前回見通しから(0.5ポイント)引き上げました。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げなどを背景に需要が堅調だと説明。2026年は(2.1%)とし、(0.1ポイント)上げています。