『TOUCH タッチ』@<バルタザール・コルマウクル>監督
1月
18日
『ザ・ディープ』・『エベレスト』などでアイスランドを代表する監督として知られる<バルタザール・コルマウクル>が監督を務め、認知症で記憶が薄れゆく主人公が、かつて愛した大切な人が突然姿を消した謎を解き明かすため、アイスランド、イギリス、そして日本へと旅をする姿を描いた描いた『TOUCH タッチ』が、2025年1月24日より公開されます。
アイスランドでレストランを営む「クリストファー」は、新型コロナウイルスの世界的流行が始まった頃、初期の認知症との診断を受けます。医師に「やり残したこと」を問われた彼は、旅に出ることを決意します。
それは、50年前に学生時代を過ごしていたロンドンで出会い、恋に落ちた女性「ミコ」を捜す旅でした。当時、2人は深く愛し合っていましたが、ある時「ミコ」は、「クリストファー」の雇い主でもあった日本料理店を営む彼女の父「高橋」とともに、突然姿を消してしまったのでした。薄れゆく記憶と戦いながら旅に出た「クリストファー」は、ロンドンで手がかりを得て日本へと向かいます。
原作は、2020年にアイスランドで発表されベストセラーとなりました<オラフ・オラフルソン>の小説『TOUCH/タッチ』(早川書房)です。舞台の一部でもある東京や広島でもロケ撮影が行われました。
2020年現在の「クリストファー」役をアイスランドの俳優・歌手の<エギル・オラフソン>、若き日の「クリストファー」を<コルマウクル>監督の息子<パルミ・コルマウクル>が演じ、「クリストファー」が1969年のロンドンで出会った女性「ミコ」役を<Kōki>、ミコの父でクリストファーが働く日本料理店を営む「高橋」役を<本木雅弘>がそれぞれ演じています。そのほか<中村雅俊>、<柴田理恵>が出演しています。