17日、将棋で女性初のプロ棋士を目指す<西山朋佳女流三冠>(29)は大阪府高槻市の関西将棋会館で棋士編入試験5番勝負の第4局に臨みました。
先手番の<西山朋佳女流三冠>が試験官の<宮嶋健太四段>(25)に勝利。通算成績2勝2敗として、あと1勝で夢の実現に王手をかけています。
将棋のプロは棋士と女流棋士がいて、制度が異なります。棋士編入試験は新人棋士との5番勝負で月に1局ずつ対局し、3勝すれば合格となります。
<西山朋佳女流三冠>は7月、直近の公式戦で「10勝以上かつ勝率6割5分以上」という受験基準を満たしました。9月の第1局で<高橋佑二郎四段>(25)に勝った後、10月の第2局で<山川泰熙四段>(26)に敗れ、11月の第3局で<上野裕寿四段>(21)に負けていました。