12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米経済の先行きへの楽観的な見方を背景に買いが続いていますが、短期的な過熱感も意識されており、主力銘柄の一部には利益確定の売りが出やすく、ダウ平均株価は小幅な下落に転じる場面が見られます。
米大統領選で共和党の<トランプ前大統領>が勝利し、次期政権が打ち出す減税や規制緩和が米景気を支えるとの期待は根強く、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを続ける方針を示しており、米経済が底堅く推移するとの見方から、株式に買いが入っています。
ダウ平均株価は、前日比382ドル15セント(0.86%)安の4万3910ドル98セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比17.36ポイント(0.090%)安の1万9281.40で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比17.36ポイント (0.29%)安の5983.99で終えています。