『ぼくの家族と祖国の戦争』@<アンダース・ウォルター>監督
6月
27日
デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)に5部門ノミネートされ、第2次世界大戦下のデンマークを舞台にした映画『Before It Ends(英題)』が、邦題『ぼくの家族と祖国の戦争』として、2024年8月16日に公開されます。
本作は、第2次世界大戦の終戦1カ月前、ドイツを脱出した20万人以上もの難民がデンマークへ押し寄せたという事実に基づいて作られた物語です。
1945年、ドイツ占領下のデンマークで、市民大学の学長「ヤコブ」は500人以上のドイツ人難民を学校で受け入れるよう命じられます。彼らを助ければ周囲から裏切り者の烙印を押される可能性がある一方、応じなければ多くの難民が死ぬため、「ヤコブ」と妻は深く悩みます。そんな中、12歳の息子もドイツ難民の少女と交流を持ちつつありましたが、彼女は感染病にかかってしまいます。周囲の誰もが敵視するドイツ人を救うべきか否か、一家は決断を迫られることになります。
『ある戦争』・『ゴースト・イン・ザ・シェル』の<ピルウ・アスベック>のほか、<ラッセ・ピーター・ラーセン>、<カトリーヌ・グライス=ローゼンタール>が出演、監督・脚本は『バーバラと心の巨人』の<アンダース・ウォルター>が担当しています。