日経平均株価(6月24日)終値3万8804円65銭
6月
24日
24日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比92円75銭(0.24%)高の3万8689円22銭でした。
外国為替市場で円安・ドル高が進行したのを支えに自動車など輸出関連株に買いが優勢でした。前週末の米株式市場でハイテク株が下落したのは半導体関連の一角にとって重荷となり、日経平均は朝方を中心に下げる場面もありました。
トヨタを筆頭に輸出関連株が買われた。米財務省は20日に公表しました半期ごとの外国為替政策報告書で、為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に日本を加えています。<神田真人財務官>は24日朝、日本の為替政策に対する影響について「断言できるが全くない」と強調しました。市場では、政府・日銀は為替介入に踏み切りにくくなっているとの見方が出ています。
円相場は「1ドル=159円90銭台」と約2カ月ぶりの安値を付け、輸出関連株の買い、海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが強まって相場を押し上げています。
終値は、前週末比208円18銭(0.54%)高の3万8804円65銭でした。