1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅反発し、前日比3円20銭円高・ドル安の「1ドル=154円55〜65銭」で取引を終えています。夕刻にまとまった円買いが入り、大幅に水準を切り上げ、一時は
「1ドル=153円00銭」まで上昇しています。円の安値は「1ドル=157円92銭」でした。
米東部時間午後4時過ぎに円買い・ドル売りが膨らみ、「1ドル=157円台半ば」から一気に円高が進んでいます。市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わったタイミングで日本政府・日銀による円買いの為替介入が入ってもおかしくない」との見方が出ています。
一方、利上げの可能性は低いとの考えも強調し、市場では懸念していたほどタカ派寄りではなかったとの受け止められています。議長会見を受けて米長期金利が一時、前日終値の(4.68%)から(4.5%台)に低下(債券価格は上昇)し、円の買いを誘う場面がありました。