「マンガ大賞2024」大賞受賞作品@『君と宇宙を歩くために』
4月
4日
書店員を中心とした各界の漫画好き選考員が「今、この瞬間一番おもしろいマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2024」の大賞に『君と宇宙を歩くために』(作者:泥ノ田犬彦)が選ばれています。
『君と宇宙を歩くために』は、WEB漫画サイト『&Sofa』にて連載中で、勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの「小林」と、クラスの変わり者「宇野」が出会い、「普通のことが苦手」という悩みを持つ2人が、悩みながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語です。
「マンガ大賞」は2008年に創設され今年で17回目になりました。昨年1年間(2023年1月1日~12月31日)に新刊の単行本が刊行された作品のうち、最大巻数が8巻までの作品が選考対象です。一次選考は、選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」選出し、得票数上位10作品(同率順位含む)がノミネートされます。
これまでの同賞受賞作やノミネート作は、アニメ化のほか数多くドラマや映画化されています。2008年の第1回大賞『岳』(石塚真一、小学館)は<小栗旬>主演で映画化、第2回『ちはやふる』(末次由紀)は<広瀬すず>主演で映画化、、第3回『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ)は<阿部寛>主演で映画化、第5回・2012年大賞の『銀の匙』(荒川弘)はフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化&Sexy Zone<中島健人>主演で実写映画化、第9回・2016年の『ゴールデンカムイ』(野田サトル)は<山崎賢人>主演で映画化、2017年大賞の『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)は、<平手友梨奈>主演で映画化されています。