日本の豊かさ24位@国連開発計画(UNDP)
3月
15日
13日、国連開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)は平均寿命や教育、所得の観点から各国の豊かさを測る「人間開発指数(HDI:Human Development Index)」の2023~24年版報告書を公表しています。日本は前回から順位を二つ下げ、193カ国・地域中、24位でした。
報告書によりますと、新型コロナウイルス流行の影響で2020~2021年、世界全体で(HDI)が低下。その後2023年の推定で、経済協力開発機構(OECD: Organisation for Economic Co-operation and Development)加盟38カ国全てが流行以前の2019年の水準を上回る回復を見せています。一方で、途上国18カ国はコロナ前の水準を下回ったままだといいます。
(UNDP)は「過去20年、豊かな国と貧しい国との不平等は着実に縮小してきたが、今回の報告書はこの傾向が逆転したことを示している」と指摘。世界で貧富の差が広がっていると警鐘を鳴らしています。
(HDI)の世界ランキングは1位から順にスイス、ノルウェー、アイスランドと続き、香港が4位。韓国が19位、米国が20位で中国が75位でした。アフガニスタンとウクライナの(HDI)の後退が際立っているようです。