日経平均株価(3月5日)終値4万0097円63銭
3月
5日
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比168円62銭(0.42%)安の3万9940円61銭でした。
前日の米株式相場が下落した流れで日本株も利益確定売りに押されました。日経平均は前日に史上初めて4万円台で取引を終えており、過熱感を警戒した売りも出やす状況でした。一部主力株には押し目買いも入って相場の下値を支えています。
日経平均は10時半頃に270円ほど下げ「3万9840円34銭」の安値を付ける場面がありました。前日までの急ピッチな上昇で短期的な過熱感が意識され、半導体関連など幅広い銘柄に売りが広がりました。アドテストが一時(5%安)となり、日経平均を押し下げています。一時上昇に転じた東エレクも次第に売りに押され、下落して午前の取引を終ています。
根強い相場の先高観から海外投資家が株価指数先物に買いを強めると、日経平均も急速に下げ幅を縮め、ファストリやトヨタなど主力株の一角が、午後に入り上げ幅を広げています。
終値は3営業日ぶりに小幅に反落し、終値は前日比11円60銭(0.03%)安の4万0097円63銭でした。