「1ドル=149円34銭」
2月
13日
12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小反落し、前週末比10銭円安・ドル高の「1ドル=149円30〜40銭」で取引を終えています。この日の円の安値は「1ドル=149円48銭」、高値は「1ドル=148円97銭」でした。
12日の米債券市場で長期金利が小幅に上昇(債券価格は下落)して終え、円の重荷となりました。13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたい市場参加者が多く、方向感に乏しく推移しています。
米長期金利は前週末比(0.01%)高い(4.18%)で終えています。(CPI)は前年同月比で(2.9%)上昇すると予想され、(3%台)だでした2023年12月から伸びが鈍化するとみられています。エネルギー・食品を除くコア指数の前年同月比の上昇率も12月から縮小する見通しとなっています。
今週は15日に1月の米小売売上高、16日に同米卸売物価指数(PPI)など米景気や金融政策の先行きを占う上で注目度の高い経済指標の発表が予定されています。日本が祝日だったこともあって、為替市場でも持ち高を傾ける動きは目立ちませんでした。