「1ドル=144円97銭」
12月
9日
8日に発表されました11月の米雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が前月比「19・9万人」増と市場予想を上回りました。失業率も(3・7%)と10月から改善しています。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化による景気悪化への懸念が後退しています。
一方、8日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時「1ドル=145円20銭」台に下落しました。7日には約4か月ぶりに「1ドル=141円」台まで上昇していましたが、米雇用統計の結果を受けて米長期金利が上昇し、円を売ってドルを買う動きが優勢となりました。