初夏を代表する花木の【ヤマボウシ】は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、花びらのように白く見える〈総苞片〉をつけて花を咲かせる、山林などに自生する木です。
和名【ヤマボウシ】の由来は、中心に多数の花が集まる頭状の花序を法師(僧兵)の坊主頭に、花びらに見える白い総苞片を白い頭巾に見立てたもので、「山に咲く法師」(山法師)を意味するといわれています。
果実は集合果で、直径1~3センチの球形、秋に赤く熟して、粘核性で甘味があり食用になります。集合果はサッカーボールのように、皮を貼り合わせたように球形を作り、その1枚ごとに花柱の痕跡が残っています。種子は、大きさ約3ミリメートル の乳白色で、1果8粒粒入っています。
【ヤマボウシ】の食べ方は、4つあります。1つはそのまま生で食べる方法、2つは乾燥させて食べる方法3つはつはジャムにして食べる方法、4つ目はお酒にする方法です。
実にはビタミンやカロチン、アントシアニンなどを含み、滋養強壮や疲労回復などの効能があるといわれています。果実を乾燥させてから利用すると、下痢や腹痛にも効くそうです。
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