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『うかうかと終焉』@<大田雄史>監督

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『うかうかと終焉』@<大田雄史...
閉鎖間近の学生寮で住人たちがともに過ごす最後の5日間をつづった『うかうかと終焉』が、2023年10月23日より公開されます。

街中を自転車で巡りながら空き地の写真を撮影している若いサラリーマン「西島伸太郎」は、保存した写真を確認する中で1枚の写真に目をとめます。時は遡って5年前。取り壊しが5日後に迫った学生寮の1室で、「美濃部軍平」、「児玉香奈枝」、「前野中吉」、「渡辺美月」が麻雀に興じており、「西島伸太郎」は興味なさそうに本を読んでいました。

その日は「渡辺美月」の退寮記念の麻雀大会で、翌日は「児玉香奈枝」が、その次の日は「前野中吉」が寮を出ることが決まっています。5人はそれぞれ後悔や悩みを抱えながら毎日送別イベントを行い、思いを込めた落書きを壁に残して1人ずつ寮を去っていきます。

<西岡星汰>が「西島伸太郎」役と<渡辺佑太朗>が「美濃部軍平」役でダブル主演を務め、「児玉香奈枝」に<松本姫代>、「前野中吉」に<三浦りょう太>、「渡辺美月」に<乃中瑞生>ほかが共演しています。

第23回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した<大田雄史>と<出口明>の戯曲を原作に、<大田雄史>が自身の母校である京都大学吉田寮をモチーフに脚本をつくり直して監督を務めています。
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