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- 日経平均株価(10月4日)@終値3万0526円88銭
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比603円05銭(1.93%)安の3万0634円89銭で前場を終えています。取引時間中として(6月1日)以来、4カ月ぶりに3万1000円を割り込んでいます。
前日の米株式市場で金融引き締めの長期化を警戒した売りで主要3指数がそろって大幅安となり、東京市場でも運用リスクを避ける動きが優勢でした。
3日の米債券市場では長期金利が一時(4.81%)と、連日で16年ぶりの高水準を付けています。同日発表の8月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が(961万件)と市場予想(890万件)を上回り労働市場の底堅さを示し、米金融引き締めが長期化するとの見方が強まりました。米長期金利の上昇で相対的な割高感が意識され、株式を売る動きが国内外で加速しています。特にPER(株価収益率)の高いハイテク株の下げが大きく、4日の東京市場でも値がさの半導体関連株が売られ、日経平均を下押ししています。
外国為替市場では円安・ドル高が進行一時「1ドル=150円」となり、海外投資家からドル建て日経平均のパフォーマンス悪化を警戒した売りが出ているとの見方も日本株相場の重荷になっています。
終値は5営業日続落し、前日比711円06銭(2.28%)安の3万0526円88銭で終えています。
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