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『カムイのうた』@<菅原浩志>監督

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『カムイのうた』@<菅原浩志>...
アイヌ民族の壮絶な歴史を描いた映画『カムイのうた』の劇場公開が、11月に北海道で先行公開が決定しています。

Netfilixシリーズ『今際の国のアリス』や映画『あつい胸さわぎ』『パラダイス 半島』などの<吉田美月喜>(20)が主演を務めています。文字を持たないアイヌに口伝えで伝承されてきた叙事詩〈ユーカラ〉を日本語に翻訳し『アイヌ神謡集』として後世に残した実在の人物<知里幸恵>(1903年(明治36年)6月8日~1922年(大正11年)9月18日:19歳没)の実話を描いています。

『カムイのうた』は、大正時代を舞台に、<知里幸恵>をモデルにした女性「北里テル」を主人公にしています。学業優秀な「テル」は女学校への進学を希望しますが、アイヌというだけで結果は不合格。やがてアイヌとして初めて女子職業学校に入学しますが、そこでも理不尽な差別といじめが待ち受けていました。ある日、東京から列車を乗り継ぎ、アイヌ語研究の第一人者である教授「兼田」が「テル」の叔母「イヌイェマツ」を訪ねて来ます。叔母の〈ユーカラ〉に熱心に耳を傾ける「兼田」の「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」という言葉に心を強く打たれた「テル」でした。「兼田」は「テル」に自分の言葉でアイヌの文化を後世に伝えることを勧め、彼女は〈ユーカラ〉を文字に残すことに没頭します。やがて本格的な研究のため東京へ向かいますが、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命でした。

「テル」に<吉田美月喜>、また「テル」に思いを寄せるアイヌの青年「一三四(ひさし)」に<望月歩>、叔母の「イヌイェマツ」に<島田歌穂>、教授の「兼田」に<加藤雅也>、「兼田の妻」に<清水美砂>が扮し、監督は<菅原浩志>が務めています。
#アイヌ #ブログ #ユーカラ #映画

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