『ゴッドファーザーPARTⅡ』@NHK-BSプレミアム
8月
15日
<フランシス・フォード・コッポラ>監督の代表作『ゴッドファーザー』(1972年)に続く第2作目となります。前作で「ヴィトー・コルレオーネ」ファミリーの首領となった「マイケル」の苦悩の日々と、彼の父「ヴィトー」の若き日を交錯させながら描いています。
1958年。亡き父「ヴィトー」の後を継いでファミリーのボスの座に就いた「マイケル」は、収入源であるラスベガスに近いネバダ州タホー湖畔に根拠地を移します。そんな彼は、ことあるごとに偉大な父を思い出していました。
1901年、シチリア島。9歳の「ヴィトー」はマフィアに両親と兄を殺されて天涯孤独となり、単身ニューヨークへと渡ります。リトルイタリーで成長した彼は、街を牛耳るギャングを暗殺したことをきっかけに移民たちの信頼を集め、頭角を現していきます。
「ドン・マイケル・コルレオーネ」に<アル・パチーノ>、「トム・ヘイゲン」に<ロバート・デュヴァル>、「ケイ・アダムス・コルレオーネ」に<ダイアン・キートン>、「ヴィトー・コルレオーネ(若年期)」に<ロバート・デ・ニーロ>、「フレド・コルレオーネ」に<ジョン・カザール>、「コニー・コルレオーネ」に<タリア・シャイア>ほかが出演、監督は<フランシス・フォード・コッポラ>が務めています。
1974年・第47回アカデミー賞では作品賞を含む9部門(そのうち助演男優賞部門では3人が候補になった)でノミネートされ、そのうち作品賞・監督賞・助演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)・脚色賞・作曲賞・美術賞を受賞しています。アカデミー作品賞を受賞した映画の続編が再び作品賞を受賞したのは、現在に至るまでアカデミー賞史上唯一の快挙を成し遂げた作品です。