『ほつれる』@<加藤拓也>監督
8月
11日
『ほつれる』は、ある出来事をきっかけに夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていく1人の女性を描いています。
夫「文則」との関係が冷め切っている主人公の「綿子」は、友人の紹介で知り合った「木村」と頻繁に会うようになっていましたが、あるとき「木村」が目の前で事故に遭い、亡くなってしまいます。「綿子」は揺れ動く心を抱えたまま、「木村」との思い出の地をたどっていきます。
予告編には、「綿子」と「木村」がキャンプへ行った帰りの列車で2人の時間を楽しむ様子や、「英梨」と「綿子」が「結局なんで(お葬式に)来なかったの?」「実感湧かなかったからかもしれない」と視線を合わさずに会話するシーンなどが切り取られています。
「綿子」を<門脇麦>、「文則」を<田村健太郎>、綿子の親友「英梨」を<黒木華>、「木村」を<染谷将太>が演じ、監督は、劇団た組主宰の演出家であり、映画『わたし達はおとな』の<加藤拓也>が監督・脚本を担っています。