兵庫県で確認@【ヒラズゲンセイ】
7月
24日
【ヒラズゲンセイ】は、ツチハンミョウの一種で体長約3センチ。真っ赤な体とクワガタのような大あごが特徴で、6、7月に成虫になります。体液「カンタリジン」が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがあります。
「クマバチ」の巣に寄生し、幼虫はクマバチが集めた花粉団子を食べて成長するといいます。クマバチが好むサクラや巣を作る古い木造家屋など、多様な場所で見られるといいます。
高知や徳島県などの温暖な地域で見られた種ですが、京都や滋賀で生息域を広げ、兵庫県内でも発見例が増えているようです。生息域が年々北上してきているようです。