関脇<豊昇龍>優勝@大相撲名古屋場所
7月
23日
本割で3敗で並んでいました西前頭十七枚目<伯桜鵬>を下し、優勝決定戦では同じく3敗を守った西前頭九枚目<北勝富士>を押し出しで破り優勝を決めています。初土俵から33場所での優勝は歴代9位のスピード記録。立浪部屋からの優勝は7人目で1968年春場所の<若浪>(元小結)以来55年ぶりになります。
モンゴル出身力士では10人目の優勝力士となりました。<豊昇龍>は直近3場所の成績も33勝となり、取組後に昇進を預かる<佐渡ケ嶽審判部長>(元関脇・琴ノ若)が<八角理事長>(元横綱・北勝海)に(昇進を検討する)臨時理事会の招集を要請、場所前から注目されていた大関昇進も決定的となっています。
モンゴル出身力士としては<朝青龍>、<白鵬>、<日馬富士>、<旭天鵬>、<鶴竜>、<照ノ富士>、<逸ノ城>、<玉鷲>、<霧島>(当時は霧馬山)に次ぎ10人目の優勝者となりました。大横綱<双葉山>を輩出した名門・立浪部屋からは、その<双葉山>、<羽黒山>、<時津山>、<安念山>、<若羽黒>、<若浪>に次いで7人目。1999年2月に現師匠の部屋継承後では初めてになる賜杯です。