『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』@<フィリップ・シュテルツェル>監督
7月
16日
「ヨーゼフ」は久々に再会した妻とともに、ロッテルダム港からアメリカへと向かう豪華客船に乗ります。かつてウィーンで公証人の仕事をしていた彼は、オーストリアを併合したナチスドイツに貴族の資産の預金番号を教えるよう迫られるも拒絶し、ホテルに監禁された過去がありました。豪華客船ではチェス大会が開かれ、世界王者が乗客全員を相手に戦っていました。世界王者と船のオーナーの対戦の際、オーナーにアドバイスして引き分けに持ち込んだ「ヨーゼフ」は、自ら王者と一騎打ちをすることになります。「ヨーゼフ」のチェスの強さには、ある悲しい理由がありました。
『帰ってきたヒトラー』の<オリバー・マスッチ>が主演を務め、『ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』』の<フィリップ・シュテルツェル>が監督を務めています。