世界の実質GDP(2.1%増)@世界銀行
6月
7日
世界銀行は、先進国で金融不安が高まり、信用収縮に見舞われれば、2024年の世界成長率は(1.3%)に大きく減速すると予測。世界全体に波及する金融危機に発展すれば、世界経済は一段と落ち込み、(0.3%)成長にとどまる恐れがあると懸念を示しています。
日本の成長率については、2023年は0.2ポイント下げて(0.8%)、2024年は変わらずの(0.7%)と予想。米欧利上げが輸出需要を圧迫すると見込まれています。
2023年の米成長率は0.6ポイント引き上げて(1.1%)としましたが、2024年は(0.8%)と、0.8ポイントの大幅下方修正。連邦準備制度理事会(FRB)の急激な利上げの影響に加え、相次いだ銀行破綻による融資条件厳格化も重荷となっています。