昨日デイケアに出向きましたが、「野田和響と神戸クラムチャウダー」さんが初めての訪問で、大正琴の素晴らしい4人でのアンサンブルを聴かせていただきました。男性の方が岩手県出身(在住)の師匠<野田和響>さんだとの紹介を受けました。
オープニングの曲は「津軽三味線」の演奏を思わせる力強い音色ではじまり、<古賀政男>作詞・作曲の流行歌『影を慕いて』・<三橋美智也>の『古城』・富山県発祥の民謡『こきりこ』・秋田民謡『丸ノ川音頭』などの和風の曲が続きました。
<野田和響>さんが岩手県出身ということで、『北上夜曲』・同じ岩手県出身<千昌夫>の『星影のワルツ』、そして東日本大震災のあと一番多く歌われたという『ふるさと』を説明を交えての演奏がありました。
ラテン音楽の民謡『ラ・クカラチャ』まで飛び出し、手足の運動を兼ねた『あんたがどこさ』、終わりに近づき初演奏だというテレビドラマの主題歌『北の国~遥かなる大地~』・<森昌子>の『先生』、最後は<野田和響>さんが作曲された『桜・花散るとき』で締めくくられ、アンコールの声掛けには<美空ひばり>の『真っ赤な太陽』と、バラエティーに富んだ1時間30分に渡る演奏が終わりました。
高音のイメージのある大正琴でしたが、ベースの編曲も素晴らしく、実に力強いリズム感のあるアンサンブルで楽しませていただきました。ボランティアの域を超えているこれだけの演奏力はどれくらいの練習をされてきたのかと頭が下がる思いで拝聴させていただきました、この場を借りてお礼申し上げます。